CULTURE2026.09.17

コリィ・テイラー(Slipknot)とサージ・タンキアン(System Of A Down)が初共演 Falling In Reverse、新曲「Joseph」

Falling In Reverseが新曲「Joseph」をリリースした。ゲストボーカルにはSlipknotのコリィ・テイラーとSystem Of A Downのサージ・タンキアンが参加。ヘヴィミュージックを代表する2人が同じ楽曲で共演するのは、今回が初となる。

同時公開されたミュージックビデオは、これまでもFalling In Reverseの映像作品を手がけてきたジェンセン・ノーエンが監督した。墜落する航空機、銃撃戦、バイクで街を駆け抜けるロニー、積み重なる骸骨など… 終末的な世界が描き出される。コリィとサージも出演し、楽曲の混沌を大規模なアクション映像へと変換している。

「Joseph」というタイトルは、フロントマンのロニー・ラドキーのミドルネームから取られたもの。個人的な名前を掲げた楽曲だが、描かれているのは一人の内面だけではない。死への恐怖、戦争、宗教、殉教、虐殺、繰り返される暴力など、現代社会に深く突き刺さるテーマが次々と押し寄せる。

楽曲は暗く静かなピアノと合唱から始まり、ラップに近い語り、鋭いギターリフ、電子音を交えた激しいパートへと急展開する。ロニーはファルセットからスポークンワード、攻撃的なシャウトまで自在に切り替え、予測できない構成の中心に立つ。

そこへ飛び込んでくるのがコリィ・テイラー。Slipknotのマスクをまとい、高速かつ荒々しいスクリームで楽曲の緊張感を一気に引き上げる。コリィがFalling In Reverseと組むのは、2019年に参加した「Drugs」以来となる。

一方、サージ・タンキアンは、よりメロディックな場面で登場する。独特の抑揚と妖しさを帯びた歌声は、System Of A Downを思わせる空気を楽曲へ持ち込む。コリィのむき出しの攻撃性と、サージの演劇的で変幻自在な表現が対照を描き、ロニーを含む3人の声がそれぞれ異なる角度から楽曲を押し広げていく。