MOVIE丨2025.11.19
世界中で絶賛!“号泣必至”のベストセラーSF小説が映画化 ライアン・ゴズリング主演『プロジェクト・ヘイル・メアリー』

現代のSF界を牽引する人気作家、アンディ・ウィアーによる小説「プロジェクト・ヘイル・メアリー」(早川書房)がハリウッド実写映画化。映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が、2026年に公開される。この度、予告編第2弾となるUS版予告2が全世界同時解禁となった。
太陽エネルギーを奪う未知の物質により、〈人類80億人〉が滅亡のカウントダウンに入った地球。原因究明と解決策を求めて、11.9光年先の星への“一か八か”のミッションに放り出されたのは、しがない中学校の科学教師グレースだった——。
予告編では、広大な宇宙の孤独の中、グレースが未知なる生命体と出会うファースト・コンタクトのシーンが描かれる。そして原作ファンが愛してやまないエイリアン“ロッキー”の姿が初めて明らかになっており、異なる種、異なる星に生きる二人の“孤独な科学者とエンジニア”が、ユーモアと知性を武器に宇宙規模の危機に立ち向かう姿を映した映像となっている。
本作の監督のひとりフィル・ロードは、「本作は“つながり”の物語であり、“希望”の物語であり、そして“人間とは何か”を問う物語だ」と言い切り、相棒のクリストファー・ミラー監督も「観客は、その途方もなく大きな感情の旅路にまず打ちのめされるはずだ」と本作に自信をのぞかせる。脚本家ドリュー・ゴダードは、地球<80億人>の未来を背負ったこの物語を「科学と、教えること・学ぶことの喜び、そして共感と他者への思いやりの力を信じる物語」と明かしている。
ライアン・ゴズリングは主人公ライランド・グレースを、「絶望のどん底から、怖れと向き合いながら一歩ずつ前へ進み、再び自分を信じ直していく、ごく普通の男」と表現。彼らの言葉から、本作が観客一人ひとりの胸の奥にも響き渡る——
まさに“心を揺さぶる”エモーショナルな物語となっていることは間違いない。
原作は、「火星の人」が映画『オデッセイ』として映画化されたアンディ・ウィアーの同名小説。2021年5月の刊行直後に、ニューヨーク・タイムズのベストセラー・リストで1位を獲得。ロサンゼルス・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナルと名だたる大手媒体でもベストセラー・リスト入り常連となり、わずか半年でミリオンセラーを達成。マイクロソフト創始者のビル・ゲイツが選ぶ「2021年に読んでおくべき5冊の課題図書」や、バラク・オバマ元大統領の「2021年のお気に入りの本」にも選出されたほか、科学専門家も“号泣必至”と熱烈に推奨するなど、“読まない理由が見つからない”一冊として非常に高い評価を受けている。
日本では、2021年12月に早川書房から刊行されると、日本国内でも優秀なSF作品およびSF活動に贈られる「第53回星雲賞」海外長編部門を受賞、さらに、小島秀夫、佐久間宣行、星野源をはじめとする著名人がこぞって推薦したことで、「ストーリーの面白さ」や「泣ける」といった感想がSNSで一気に拡散し、熱狂的な支持を獲得した。
今年6月に映画の予告編が全世界で初解禁されてからは、電子書籍版「プロジェクト・ヘイル・メアリー」上下巻がKindle売れ筋ランキング(英米文学)で1位と2位を独占し、「映画公開前に読みたい」と再びブームが巻き起こっている。

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は2026年に全国ロードショー









