MOVIE丨2025.03.03
デイミアン・チャゼル監督の衝撃の長編デビュー作『セッション』デジタルリマスターで蘇る
デイミアン・チャゼル監督の衝撃の長編デビュー作『セッション』が、公開10周年を記念して、『セッション デジタルリマスター』として、4月4日(金)より公開される。この度、新たに制作された予告編とポスタービジュアルが解禁となった。
2014年、ある新人監督が作った低予算映画が、サンダンス映画祭W受賞(グランプリ&観客賞)を皮切りに、驚異的な受賞数とノミネート数で賞レースを席捲し、アカデミー賞作品賞を含む5部門にノミネート3部門受賞まで上り詰めた。全世界の観客が魂を殴られた衝撃作『セッション』。真の天才ここにありと、その名を世に轟かせた監督は、当時若干28歳のデイミアン・チャゼル。その後『ラ・ラ・ランド』での大成功を経て『ファースト・マン』『バビロン』を発表し、現在は40歳にして常に次回作が期待されるハリウッドの大物監督である。
本作は、高校時代にバンドでジャズドラマーとして活躍したが、厳しい指導者に苦悩したチャゼル監督の体験から生まれた自伝的な物語。多くのプロデューサーが怖気づいた斬新すぎる脚本に惚れ込み製作総指揮を執ったのは、名匠ジェイソン・ライトマン。若きドラマーと鬼教師の究極の師弟関係を才能VS狂気で演じ切ったのは、『トップガン マーヴェリック』のマイルズ・テラーと本作でアカデミー賞助演男優賞を受賞した名優J・K・シモンズ。
平成から令和となり、パンデミックを経て、社会もエンターテインメントも人の気持ちも大きく変わった。刷新された時代の映画館に、4K & Dolby Atmosのデジタルリマスターによって進化を遂げた傑作が帰ってくる。若きドラマーと鬼教師の狂気の対決は、今を生きる私たちに何を突き刺すのか?初公開当時は存在しなかった研ぎ澄まされた映像と大迫力の音響で、映画史に刻まれた<ラスト9分19秒>を体感せよ。
名門音楽大学に入学したニーマン(マイルズ・テラー)はフレッチャー(J・K・シモンズ)のバンドにスカウトされる。ここで成功すれば偉大な音楽家になるという野心は叶ったも同然。だが、待ち受けていたのは、天才を生み出すことに取りつかれたフレッチャーの常人には理解できない〈完璧〉を求める狂気のレッスンだった。浴びせられる罵声、仕掛けられる罠…。ニーマンの精神はじりじりと追い詰められていく。恋人、家族、人生さえも投げ打ち、フレッチャーが目指す極みへと這い上がろうともがくニーマン。果たして、フレッチャーはニーマンを栄光へと導くのか、それともたたき潰すのか?ラストステージ——二人が見せる衝撃の〈セッション〉の結末は?
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『セッション デジタルリマスター』は4月4日(金)より全国ロードショー