MOVIE丨2025.01.14
鬼才・ポン・ジュノ監督が5年の沈黙を破る最新作 怒涛の反撃サスペンス『ミッキー17』
2025年最注目の映画、ポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』が、3月28日(金)より日本公開が決定した。この度、日本版ポスターが解禁となった。
映画『パラサイト 半地下の家族』(2019)は、「第72回カンヌ国際映画祭」で韓国映画初となるパルム・ドールを受賞、「第92回アカデミー賞」で作品賞を含む6部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4部門を受賞し、日本でも観客動員数330万人超/興行収入45億5000万円を突破する空前の大ヒット。常に社会問題を織り込み、極限状態の人間の本質を鋭く描き、誰も見たことがない“エンターテインメント”を贈り続けるポン・ジュノ監督。歴史を塗り替えた稀代の映像作家が、5年の沈黙を経て贈るアカデミー賞受賞後初となる最新作は、怒涛の反撃サスペンス・エンターテイメントだ。
主人公は、人生失敗だらけの男“ミッキー”。一発逆転のため申し込んだのは何度でも生まれ変われる“夢の仕事”、のはずが……。よく読まずにサインした契約書は、トップからの過酷すぎる業務命令で次々と命を落としては生き返る、まさにどん底の“死にゲー”への入り口だった。現代からひとつの進歩もなく、労働が搾取される近未来の社会。だが使い捨てワーカー・ミッキーの前にある日、手違いで自分のコピーが同時に現れ、事態は予想を超えていく——ついにミッキーの逆襲がはじまる。
![ミッキー17](https://thecage.tokyo/wp-content/uploads/2025/01/mickey-p.jpg)
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ポスタービジュアルのミッキーの左肩にはゼッケンがあしらわれ、よく見ると下層部から数字が記されている。つまり、その数字はシリアルナンバーであり、下層の16枚は使い捨てられた彼の残骸なのだ。そして、最前面で戦闘モードの宇宙服を着ているミッキーが17番目だということが一目で分かる斬新なクリエイティブとなっている。
主演は、『TENET テネット』、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のロバート・パティンソン。共演には、ナオミ・アッキー(『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』)、スティーブン・ユァン(『オクジャ/Okja』、『NOPE/ノープ』)、トニ・コレット(『ヘレディタリー/継承』/アカデミー賞ノミネート)、そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』のマーク・ラファロら実力派キャストが集結。原作はエドワード・アシュトンによる小説「ミッキー7」(早川書房)。
『ミッキー17』は3月28日(金)より全国ロードショー