MOVIE2025.07.19

人類とAIの想像を絶する遭遇 『トロン:アレス』、ナイン・インチ・ネイルズの“完全書き下ろし楽曲Ver.”予告編解禁

世界で初めて長編映画としてCGを本格導入し、その革新的な技術とビジュアルで世界を席巻。まさに映像エンターテイメントの歴史を変え、革命的な伝説の映画『トロン』。その最新作『トロン:アレス』が10月10日(金)に日米同時公開となる。この度、本作の楽曲を手掛けるバンド Nine Inch Nails(ナイン・インチ・ネイルズ)のオリジナル楽曲が含まれた最新予告映像と、新たなポスタービジュアルが解禁となった。

トロン:アレス

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1982年に公開された『トロン』は、デジタル世界に送り込まれた天才コンピューター・プログラマーのケヴィン・フリンが、生死をかけたゲームに挑んでいく様子を描く。現実世界からコンピューター・システムのデジタル世界へ侵入するという画期的な設定と、世界で初めて長編映画としてCGを本格導入したまさに映像革命ともいえる新たな映像体験は、社会現象を巻き起こした。その28年後の2010年には続編の『トロン:レガシー』が公開。青白く輝くネオンを基調とした、かつて誰も見たことがなかった、当時最先端の究極の映像体験は多くのファンを魅了。ダフト・パンクが手掛けた楽曲も大きな話題となり、映画の枠を超えたセンセーションを巻き起こした。その後、「トロン」シリーズはゲームにも展開され、フロリダのマジックキングダム・パークでは、本シリーズに登場するバイクライトサイクルのアトラクションも登場するなど、今もなお多くの人々やクリエイターに影響を与える世界的な人気コンテンツのひとつとなっている。

映像は、ナイン・インチ・ネイルズ完全書き下ろしの楽曲「As Alive As You Need Me To Be」にのせて、赤いネオンと闇が交錯する映像美が印象的な最新予告映像。『ソーシャル・ネットワーク』(10)、『ドラゴン・タトゥーの女』(11)、『ソウルフル・ワールド』(20)などで、音楽を手掛け、アカデミー賞(R)作曲賞など数々の賞を受賞したトレント・レズナーとアッティカス・ロス率いるナイン・インチ・ネイルズ。しかし、グループ名義で映画音楽を担当するのは今回が初めて。彼らが作り出す、重厚でエモーショナルなサウンドが、『トロン:アレス』の世界観をどのように彩ってくれるのか、大きな期待がかかる。

これまでは“現実世界”の人間がデジタル世界へと足を踏み入れてきた『トロン』シリーズ。しかし、最新作『トロン:アレス』で描かれるのは、まさにその逆-デジタル世界の“超高度AIプログラム”が、ついに現実世界へと襲来する。圧倒的な力と知性を持ち、“究極の兵士”の誕生に注目が集まる。しかし彼らが暴走し現実世界と人間を脅かす存在となったとき、制御はもはや不可能。その目的は何か?彼らが目指す“未来”とは?

予告映像では、人間の記録映像を静かに見つめながら何かを感じとるアレスの姿が。果たして彼は敵か、それとも……?アレスがどんな物語を歩んでいくのかにも注目だ。さらに、赤いライトサイクルがレーザーを放ち、一瞬で背中に“飛行ユニット”のようなウイングが出現し、颯爽と飛び立っていく姿など、CGIの技術で世界を圧倒してきた「トロン」シリーズならではの圧倒的な映像美と世界観が観る者をスクリーンに引き込む。

そして何より、ファン歓喜のサプライズも。「トロン」シリーズの象徴的存在であるケヴィン・フリン役である名優ジェフ・ブリッジスの姿も。彼がどのように物語と交錯するのかにも注目だ。人類とAIとの想像を絶する遭遇。その果てに待つ、驚愕の真実とは?

『トロン:アレス』 は10月10日(金)より日米同時公開

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