CULTURE2026.02.25

BLACKPINK「How You Like That」、『ミニオンズ&モンスターズ』に降臨 グルー&ミニオンのユニバースを加速させる

BLACKPINKの世界的な影響力が、再び映画業界を揺らした。ヒット曲「How You Like That」が、イルミネーション製作の最新作『ミニオンズ&モンスターズ』予告編に起用された。K-POP最大級のグループと、史上最も成功したアニメーション・フランチャイズのひとつが交差する、新たなマイルストーンだ。

予告編は、ジェームズ、ヘンリー、エドに率いられたミニオンたちが、映画黄金時代での成功を夢見るところから始まる。彼らは壮大なモンスター映画を撮ろうと古代の魔導書を発見し、“本物の特殊効果”を試そうとする。しかしその実験は思わぬ方向へ転がり、モンスターたちを召喚してしまう。混乱は世界規模へと拡大し、ミニオンたちは自ら招いた災厄から地球を救うため、力を合わせることになる。混沌の瞬間、重低音とEDMビートが炸裂する「How You Like That」が流れ、映像のアドレナリンを一気に引き上げる。この楽曲の選択は偶然ではない。
EDM、ヒップホップ、トラップを融合させた「How You Like That」は、逆境や闇に立ち向かい、這い上がるメッセージを内包する一曲。その力強さは、反骨精神としぶとさを武器にするミニオンたちのスピリットと完璧に重なる。

『ミニオンズ&モンスターズ』は、イルミネーションが手がける「怪盗グルー」シリーズの第7作目で、ミニオン単独作品としては3作目。監督はピエール・コフィンが務める。当初は2027年公開予定だったが、『シュレック 5』の延期に伴い、公開日は2026年7月1日に前倒しされた。グローバルヒット曲を積極的に取り入れるマーケティング戦略のもと、本作は今年最大級の興行作になると見込まれている。

実はBLACKPINKとイルミネーションの関係は今回が初ではない。『怪盗グルーのミニオン超変身』のサウンドトラック発表時、多くの人が予想していなかったのが、デビュー曲「Boombayah」が印象的なシーンの中心を飾ったことだった。これまでファレル・ウィリアムスのファンクや現代西洋ポップに重きを置いてきたシリーズが、2016年に目を向け、「Boombayah」を選んだことは象徴的だった。グルーのカリスマ性とBLACKPINKのエネルギーが掛け合わさり、観客が思いもしなかった化学反応を生んだ。

今回の「How You Like That」起用もまた、ユニバーサル・ピクチャーズが世代や国境を越えて響く音楽を積極的に取り込む流れの一環にある。祝祭的な「Boombayah」から、闘志を宿す「How You Like That」へ。BLACKPINKは、グルーとミニオンのユニバースにその存在感を刻み続け人気を加速させる。

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