STYLE丨2026.01.25
「エア ジョーダン 6」長年“幻”とされてきた未発売カラーがついに発売

エア ジョーダン 6の誕生35周年を記念し、長年“幻”とされてきた未発売カラーがついに表舞台に出る。2026年春に登場するのは、エア ジョーダン 6 インフラレッド “セールスマン”。1999年のシーズナル・プレビュー・カタログに掲載されながら、量産化されることのなかったサンプルモデルを起点に再構築された一足だ。

エア ジョーダン 6は、NBAで6度の優勝と6度のファイナルMVP受賞という偉業の幕開けを象徴するモデル。ティンカー・ハットフィールドが手がけ、1991年のプレイオフでマイケル・ジョーダンが着用したことで、シリーズの中でも特別な意味を持つ存在となった。中でもインフラレッドは、その歴史を最も強く体現するカラーとして語り継がれてきた。
このインフラレッドは2000年、2010年、2014年と復刻を重ねてきたが、いずれもオリジナルとは異なる仕様だった。ヒールのNike Airロゴが省かれ、インフラレッドの色味や配置にも微細な差があった。今回発売される“セールスマン”は、そうした既存の復刻とは明確に一線を画す。
最大の特徴は、ミッドソールのほぼ全体にインフラレッドを配した大胆な配色。これこそが1999年当時に存在していたサンプルの最大の個性だった。黒のヌバックアッパー、かかとのビジブルエア、ダイナミックフィットのインナースリーブといったディテールも、オリジナルの思想を尊重した形で再現されている。


カラーそのものも、1991年と2000年のプロダクトをベースにリバースエンジニアリングで再構築。さらにこのモデルは、コラボレーションを除けば初めて、1991年のオリジナルに極限まで近づけたシルエットを採用している。内部のブーティ構造はつま先形状まで見直され、マイケル・ジョーダンが実戦で履いていた感覚に近づける改良が施された。シュータンも従来モデルより2mm長く設定されている。
加えて、履き口の内側にはサンプルであることを示すテキストがプリントされ、包装やタグも本生産前の確認用サンプルを想起させる仕様に。通常は小売店への提案用としてのみ存在する“サンプル”という概念そのものを、プロダクト体験に落とし込んでいる。
ジョーダン ブランドのプロダクトマネジメントを担うテランス・ハーヴィーは、このモデルを「インフラレッド・コレクションの中心的存在」と位置づける。ジョーダンがこのカラーで初優勝を果たして以来、インフラレッドは偉大さの象徴であり続けてきたという。

発売に合わせて、クラシックなインフラレッドのグラフィックを用いたアパレルコレクションも展開。さらにインフラレッドのディテールを落とし込んだエア ジョーダン 1 ローやフライト コートといった関連フットウェアもラインナップされる。

エア ジョーダン 6 インフラレッド “セールスマン”は2月14日より、NIKE.COM、JORDAN WORLD OF FLIGHT SHIBUYA、そして一部のジョーダン ブランド取扱店で発売予定。価格は税込32,340円となっている。









