MOVIE2025.06.24

全米公開で熱狂する若者が続出!続々と“中毒者”を生み出し続けているA24製作『テレビの中に入りたい』予告編

「第74回ベルリン国際映画祭」パノラマ部門正式出品のA24製作映画『テレビの中に入りたい(原題:I saw the TV glow)』が、9月26日(金)より公開される。この度、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。

「第74回ベルリン国際映画祭」パノラマ部門正式出品をはじめ数々の映画祭で上映されると「唯一無二の傑作」「変幻自在の不穏さ」「型破りな映画」「この映画を表すなら“リンチ的”という言葉を使いたい」と絶賛され、全米公開では熱狂する若者たちが続出。公開から1周年記念で新たなグッズが発売されるなど、続々と“中毒者”を生み出し続けているA24製作の本作は、90年代のアメリカ郊外を舞台に自分のアイデンティティにもがく若者たちの“自分探し”メランコリック・スリラー。

郊外での日々をただやり過ごしているティーンエージャーのオーウェンにとって、謎めいた深夜のテレビ番組「ピンク・オペーク」は生きづらい現実世界を忘れさせてくれる唯一の居場所だった。同じくこの番組に夢中になっていたマディとともに、二人は次第に番組の登場人物と自分たちを重ねるようになっていく—。

予告編では、ロサンゼルスを拠点に活動するアーティストyeuleによる楽曲「Anthems For A Seventeen Year-Old Girl」とともに、テレビ番組「ピンク・オペーク」をきっかけに出会うオーウェンとマディや二人の閉塞感を感じさせるやりとり、「ピンク・オペーク」の幻想的なシーンやブラウン管が燃える様子など、現実世界とテレビの世界が映し出される。郊外の街から、“どこかに行きたい”のに“どこにも行けず”身動きのできないオーウェンの叫び、ラストの「本当の僕は、どこにいる?」のキャッチコピーに、思わず胸がぎゅっとなる映像だ。

ポスタービジュアルは、本国版と同じく暗闇に光るテレビの中に今にも飛び込みそうな主人公・オーウェンの背中が印象的なポスタービジュアルのほか、日本オリジナル版では、テレビ画面の光に照らされたオーウェンとマディが夢中になってテレビに見入る表情とともに、その周りをテレビ番組「ピンク・オペーク」のキャラクターたちがとりまき、まさにテレビの中に入っているかのように印象的なビジュアルとなっている。日本オリジナル版のイラストを担当したのは、写実的でありながら独特なタッチで人物を描き、若い世代を中心に人気を集めるアーティスト、雪下まゆ。両ビジュアルとも、デザインは本作に「心を撃ち抜かれた」と語る、大島依提亜氏が担当した。

テレビの中に入りたい

© 2023 PINK OPAQUE RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

テレビの中に入りたい

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『テレビの中に入りたい』は9月26日(金)より全国ロードショー

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