STYLE2026.01.19

オニツカタイガー、山下智久デザイン監修のオリジナルシューズ「MEXICO 66 NM L9」初披露 ブランド初となる専用生産拠点「オニツカイノベーティブファクトリー」開所

オニツカタイガーが、ブランド初となる専用生産拠点「オニツカイノベーティブファクトリー」を、創業者・鬼塚喜八郎の生誕地である鳥取県に開設した。

オニツカタイガー

この新拠点は、素材開発からデザイン、生産までを一貫して担う体制を備え、オニツカタイガーのものづくりの中核を担う存在となる。ミラノデザインセンターやアシックススポーツ工学研究所とも連携し、日本のクラフトマンシップと先進的なテクノロジーを融合させたクリエイションを世界へ発信していく。

生産面では、「NIPPON MADE」シリーズや「THE ONITSUKA」に代表される高付加価値フットウエアの体制強化に加え、新たにレザーバッグの製造もスタート。ブランドの表現領域をシューズの枠にとどめず、さらに広げていく構えだ。

施設内にはギャラリーも併設され、希少なアーカイブやものづくりの背景を紹介する展示を展開。1月16日からは「オニツカギャラリーストア」として一般販売も開始し、工場で生産された一部のNIPPON MADEシリーズや、シューズのカスタムオーダーを取り扱う。今後は講堂をイベントスペースとして活用し、地域と国内外の来場者が交わる文化拠点を目指す。

開所式では、鳥取県知事や境港市長らが登壇し、地域との連携や今後への期待を語った。あわせて、山下智久がデザイン監修を手がけたオリジナルシューズ「MEXICO 66 NM L9」も初披露された。鳥取砂丘を想起させるカラーリングとスエードレザーの質感が印象的な一足で、日本のものづくりへの敬意と、日常に寄り添うOnitsuka Tigerの存在感が落とし込まれている。

オニツカタイガー「MEXICO 66 NM L9」 オニツカタイガー「MEXICO 66 NM L9」

山下は、「創業者の生誕地という特別な場所から、自らのデザインを通じて新しい表現を世界に発信できることに大きな意義を感じている」とコメント。このモデルは世界1,000足限定で、2026年3月からギャラリーストアおよび公式オンラインストアで発売予定だ。

オニツカタイガー

さらに開設を記念し、鳥取県出身でミラノ初の日本人ミシュラン星獲得シェフ・徳吉洋二が監修する「Ristorante ONITSUKA TIGER」もお披露目された。地元食材を生かした地産地消のメニューを通じ、ブランドの世界観をファッションからライフスタイルへと拡張する試みで、このコンセプトは2026年9月オープン予定のミラノ旗艦店でも展開される予定となっている。