MOVIE丨2025.02.17
時間軸を交錯させて描く、愛と感動の人生賛歌 フローレンス・ピュー×アンドリュー・ガーフィールド『We Live in Time この時を生きて』
アカデミー賞作品賞にノミネートされた『ブルックリン』で恋愛と移民生活を繊細かつ温かく描いたジョン・クローリー監督の最新作『We Live in Time この時を生きて』が、6月6日(金)より公開される。この度、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。
主演は、『ミッドサマー』で観客に鮮烈な印象を与え、その後も『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』や『オッペンハイマー』『デューン 砂の惑星 PART2』など話題作への出演が続くフローレンス・ピュー。さらに、2007年のジョン・クローリー監督作『BOY A』で頭角を現し、大人気シリーズ『アメイジング・スパイダーマン』の主演や、『ソーシャル・ネットワーク』『ハクソー・リッジ』『tick, tick…BOOM! チック、チック…ブーン!』などで高い評価を得ているアンドリュー・ガーフィールド。共にアカデミー賞ノミネート経験を持つ二人の豪華な共演が、見たことのないユニークな化学反応をスクリーンにもたらした。
物語の主人公は、新進気鋭の一流シェフ・アルムート(フローレンス・ピュー)と、離婚して失意のどん底にいたトビアス(アンドリュー・ガーフィールド)。何の接点もなく、自由奔放なアルムートと、慎重派のトビアスという正反対の性格を持つ二人が、運命的に出会い、恋に落ちる。幾度も試練を迎えながらも、やがて共に暮らし始め、娘が生まれ、家族としての絆を深めていく。そんな中、アルムートの余命がわずかであることがわかり、共に生きるトビアスに驚きの決意を告げる——。
予告編では、二人の運命的な出会いから始まり、共に過ごした〈限りある時間〉の刹那的な輝きが映し出される。時にぶつかり、葛藤しながらも、一瞬一瞬を大切に生きる二人の姿が感動的な映像となっている。
本作は、二人の信じられない出会い、心ときめく素晴らしい日、思わず笑ってしまうほど最悪な日、喜びのひと時、悲しみの瞬間そのすべてが、時間軸をシャッフルしながら描かれる。二人の過ごした時間が交錯して紡がれることで、観る者の感情をワンシーンごとに大きく揺さぶり、未体験の没入感と余韻を与える斬新な構成だ。忘れたふりをしているけれど、私たちはみんな〈限りある時間〉を生きている。限られているからこそ、美しくかけがえのないこの一瞬一瞬を、今すぐ大切な人と分かち合いたくなる——そんな宝物のような物語が誕生した。
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『We Live in Time この時を生きて』は6月6日(金)より全国ロードショー