SPORTS2025.09.28

ある人物が“また炎上”… 山本由伸を批判したOB、最悪の形でリベンジされる「一生言われる地獄」「由伸が凄すぎるわ」

山本由伸

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

9月25日(日本時間9月26日)に行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・山本由伸が先発し、6回無失点の好投で今季12勝目。しかし、ちょうどその頃SNS上では、山本の活躍により、ある人物が“炎上”し、野球ファンの間で話題となっていた。

この日の山本は序盤からダイヤモンドバックス打線に付け入る隙を与えぬ投球で、6回・94球を投げ、被安打4、奪三振7、与四球2で無失点とまったく危なげない投球を披露。リリーフも踏ん張り、見事、今季12勝目を挙げることに。この日の終了時点でドジャースは残りシアトルに移動してのマリナーズ戦の3試合を残すのみとなっているため、事実上、今季の最終登板となっていたが、ご存知の通り、今季のドジャース投手陣は離脱者続出で、シーズン半ばの時点で既に“投壊”状態に。しかしそうした状況でも山本は踏ん張り、終わってみれば30試合の先発で173回2/3を投げ、防御率.249、12勝8敗、奪三振201(奪三振率10.42)、QS率60.0、被打率.183、WHIP0.99と堂々たる成績。MLB2年目にして、ドジャースのエースとして大車輪の働きを見せることとなった。

しかし、こうした山本の活躍ぶりを受けて、“何度目かの炎上”となっているのが、ヒューストンアストロズやボストン・レッドソックスなどでプレーした元MLBプレーヤー、ジョシュ・レディック氏。同氏はかつて、山本がMLB挑戦を表明した際に、ドジャースをはじめとする複数球団による争奪戦が繰り広げられ、結果、ドジャースは12年総額3億2500万ドル(約465億円)という破格の条件で獲得に至ったことについて、「MLBで投げたこともないような人間に(ドジャースは)なんで億2500万ドルもくれてやるのか」とX(元Twitter)で痛烈に批判。この投稿が山本が活躍するたびにクローズアップされ、そのたびにレディック氏は炎上することとなった。そして今季、山本が文字通り、ドジャースのエースとして活躍したことで、レディック氏は“何度目かの大炎上”に見舞われることに。そのため、SNS上の野球ファンからは「レディック再びw」「とりあえず由伸に謝れ」「何回こすられんだよw」「一生言われる地獄」「デジタルタトゥーやんw」「炎上発言は慎むべきだって分かる」「こうやって擦られてネタにされるまで前評判を覆した山本由伸が凄すぎるわ」「当時は分からんでもないけどとりあえず謝れw」といった様々な反響が巻き起こっている。

さて、今季のナ・リーグでは、昨季、鮮烈なデビューを果たしたピッツバーグ・パイレーツの怪童こと、ポール・スキーンズがサイ・ヤング賞候補の筆頭と目され、主要な項目でも山本はわずかにスキーンズの後塵を拝する形となってはいるものの、スキーンズとは違い、山本にはポストシーズンでさらに活躍の場が。タイトルはともかく、ポストシーズンでの活躍如何では、再びレディック氏が“何度目かの大炎上”に見舞われることになりそうだ。

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