SPORTS2025.10.07

森保監督vs記者、ある質問でピリピリムード… ファンの間でも議論勃発中「噛みつきすぎ」「これで叩かれるか?」

森保一

写真:AP/アフロ

日本代表の森保一監督が、メンバー発表会見で苛立ちを見せた。記者の質問を巡って、ファンの間でもさまざまな議論が交わされている。

日本サッカー協会(JFA)は10月2日、10月に行われるキリンチャレンジカップの2試合に向けて、日本代表メンバー27名を発表した。9月シリーズからは三笘薫(ブライトン/イングランド)ら7名が招集外となり、一方で中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)、田中碧(リーズ/イングランド)、谷口彰悟(シント=トロイデン/ベルギー)などが召集されている。

メンバー発表会見の質疑応答では、森保監督のメンバー選考に関する質問が行われた。以前、森保監督は怪我明けの伊藤洋輝を代表戦で2試合フル出場させたことで怪我が悪化した過去がある。記者からは「最近の代表戦を見ると、練習者試合での負荷を考慮しているように見える。これは伊藤選手のことから考えたり、申し訳ないと思うようなことがあったりしたのか?」といった質問が出た。すると森保監督の顔から笑顔は消え「選手のためになること、チームのためになることを判断している。結果としてどう出るかというのは全て結果論」とこの質問を牽制した。

「そういうことではなく、あれを受けて変わったのかを聞きたいんです。森保さんのせいだとはいっていない」と言われると、「いや変わっていないです」と一言。さらに「プロセスとして変わったのかを聞きたい」という質問には「これはみんなで議論しますか」と語り、会場からは小さな笑いが起こった。

この様子はJFA TVでファンも視聴できる状況だった。そのため会見後からこの質問を巡ってさまざまな意見が飛び交っている。「噛みつきすぎ」「会見の場でやる行為じゃない」「なんでメディアが招集方針とかまで口出ししてんの?」「イライラしている」「記者会見で相手を苛立たせてもな」と否定的なコメントが見られる。

一方で「今回三笘を呼んでないから招集方針が変わったのかって質問しただけだろ?」「当たり障りない質問しかしない記者ばかりだと面白くない」「これで叩かれるか?」「これくらい突っ込んだ質問は必要だろ」「こういう森保監督が見たかったよ!」など、この質問に対して好意的なコメントも多く見られた。

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