SPORTS2025.04.12

「決して許されない」「主審に制裁を」 伊東純也への危険タックルが物議を醸す… 仏審判委員会がミスを認めるも炎上中

伊東純也

写真:Panoramic/アフロ

日本代表FW伊東純也に対する危険タックルがフランス国内で物議を醸している。フランス審判委員会はファウルを与えるべきだったと判定のミスを認めた。

ことの発端は、リーグアン第28節、スタッド・ランスvsストラスブールの後半アディショナルタイムのことだ。ボックス右でサイドチェンジを受けようとした伊東だったが、ボールの落下点に入った直後、MFバレンティン・バルコに突き飛ばされる格好となり転倒。しかしここでファウルのホイッスルは吹かれずに、主審は試合終了を告げた。

明らかに伊東の体を目掛けて行われたプレー。これをきっかけに両チームが入り乱れる乱闘騒ぎへと発展。DFセドリック・キプレとFWディエゴ・モレイラが退場処分を受けるなど大荒れの展開となった。

フランス紙『レキップ』は現地9日、このシーンについて、フランス審判委員会の見解を伝えている。「映像を見ると、まずストラスブールのDFがボールの軌道に無関心だとわかる。自分が向かって走っているアタッカー(伊東)を見ているからだ。彼はランスのアタッカーに腰と右腕で接触しようと試みた。ボールがプレーイングディスタンスの外にあるにもかかわらず、チャージをかけ、腕を動かして相手を押しのけようとした。競技規則に照らし合わせると、これは軽率なファウルに該当する。VARの分析は不十分であり、オンフィールドレビューで最初の判定を訂正し、PKでプレーを再開するべきだった」と判定が間違ったものだったとしてる。

この見解を受けて日本のファンたちは「正直4級でも判断できる。あれがOKならメッシに対してもボールがくる前に接触するだろ」「主審に制裁を与えるべき」「ごめんなさいで済む話ではない」「そこまで解析したなら試合自体を覆せ」「ボール見ずに突き飛ばしてる。VARはなにを見ていたんだろう」「勝敗と伊東の選手生命に関わる危険なプレーを見逃したことは決して許されない」など激しい言葉で非難している。

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