SPORTS2025.05.10

「アンチ息してる?」 大谷翔平、気づいたらとんでもない数字を叩き出していた… 驚異の“OPS1.0超え”にネット騒然

大谷翔平

写真:AP/アフロ

5月7日(日本時間5月8日)に行われたマイアミ・マーリンズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、三塁打1本に加え、3四球で塁に出るなど、リードオフマンとしての役割を果たしたドジャース・大谷翔平。そんな大谷のOPSが、ネット上で話題になっている。

この日は2打数1安打と、安打は3塁打の1本のみとなったものの、1つの申告敬遠を含む3つの四球を選び、“出塁しまくり”状態であった大谷。まさに理想のリードオフマンといった活躍内容だが、実際、そのデータに目を向けてみると、たとえば打者の出塁能力と長打力が大きく影響する指標とされるOPSは、この日の終了時点で1.031で、これはナ・リーグ打者の中では、ニューヨーク・メッツのピート・アロンソの1.085に次ぐ2位の数字。3位のカイル・シュワバー(フィラデルフィア・フィリーズ)が.991と、1.0台に乗せきれていないことを見れば、その数値の高さは一目瞭然といえる。

また、MLB全体で見ても、ア・リーグでは打率4割という驚異的な活躍を見せているニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジが、1.241と突出した数値を叩き出し、2位のアレックス・ブレグマン(ボストン・レッドソックス)もまた、ジャッジほどではないにせよ、1.013と1.0台に乗せている。しかし、3位のウィルヤー・アブレイユ(ボストン・レッドソックス)は.980と、1.0台に乗せ切れてはいない。これを見れば、ことあるごとになぜか日本のメディアが“調子が悪い”と報じる大谷が、実際には調子が悪いどころか、かなりの健闘を見せていることが見てとれるというものである。こうした点を踏まえる形で、ファンからは「調子悪いでOPS1.0超えとか意味わからんw」「アンチ息してる?」「気づけば数字上げてるからねw」「大谷さんは指標を超えたところにいる存在w」といった様々な反響が起こった。

大谷といえば、北海道日本ハムファイターズに所属していたNPB時代の2016年に1.004をマーク、MLB移籍後はロサンゼルス・エンゼルスでの最終年だった2023年のシーズンに1.066、ドジャース移籍1年目となる昨季は1.036と、過去3シーズンでOPS1.0台に乗せている。今季は二刀流の復活や、長尺バットの採用など、昨季はなかった要素が加わる中でのプレートなっているが、果たして最終的に大谷がどのぐらいの数値を叩きだすこととなるのか、じっくりとその活躍に注目したいところだ。

WHAT TO READ NEXT