SPORTS丨2025.03.04
エンゼルス・菊池雄星、OBにはっきり言ってしまう… “大谷に被弾した配球”への苦言に反論 ネット歓喜「さすが雄星」「完全に雄星の勝ち」

Yusei Kikuchi (Angeles)(Photo by Creative 2/AFLO)
ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星が3月1日(日本時間3月2日)、公式Xアカウントを更新。一部で苦言を呈されていた“大谷に被弾した配球”について、自身の想いを綴る形で反論した。
菊池は、2月28日(日本時間3月1日)に行われたロサンゼルス・ドジャース戦の初回に、先頭打者の大谷を3球でカウント1-2と追い込みながら打ち取り切れず、その後、フルカウントから投じた6球目、外角やや高めに甘く入った93.9マイル(約151.1km/h)の速球を痛打され、大谷に先頭打者アーチを放たれることに。その後、この被弾を巡り、ネット上の野球ファンのみならず、一部球界OBまでもが「ありえない」とダメ出しをしたことなどを受け、菊池は「このままでは捕手に申し訳ないので発信します。」と前置きした上で、「まずはじめに、一番「あり得ない」のは、四球を出すことでした。世界一の選手と、結果を気にせずに対戦出来るオープン戦において、四球ほど勿体無いものはありません。かつ、僕もエンゼルスのユニフォームを着ての最初の打者。四球スタートだけはあり得ないわけです。」と、本当に“ありえない”のは被弾したことでもその配球でもなく、フルカウントから大谷を歩かせることになることであったと持論を展開。その上で菊池は「シーズン中に同じ配球をするか?は全く別の話です。ただ、我々は勝負を楽しみたかっただけなのです。なぜなら目の前に立っているのは世界一の選手だから。腕を振ったストレートを、オープン戦の一打席目に完璧に仕留められた。凄いの一言です。めちゃくちゃ悔しいですが、それでいいのだと僕は思います。決して大先輩方に盾突くつもりはありません。僕と捕手の考えをお伝えしたかっただけです。」と、この場面を振り返りつつ、改めて自身の想いを綴ることとなった。
こうした菊池が示した姿勢と、綴った想いに、ネット上の野球ファンもすぐさま反応。「さすが雄星」「レジェンドOB息してる?w」「これは雑草パイセンもやってしまいましたな」「そもそもオープン戦なんでw」「選手にこういうこと言わせたらダメよな」「これは完全に雄星の勝ちやな」「雄星やさしい」といった様々な反響が巻き起こっている。
このままでは捕手に申し訳ないので発信します。
まずはじめに、一番「あり得ない」のは、四球を出すことでした。
世界一の選手と、結果を気にせずに対戦出来るオープン戦において、四球ほど勿体無いものはありません。… https://t.co/lia7uqUL1t— 菊池雄星 (@Yuseikikuchi16) March 2, 2025