SPORTS丨2024.12.03
大谷翔平、前代未聞の「乱闘シーン」一触即発も… MLBの乱闘史上“見たことない”ムーブ
ピッチングニンジャ”の愛称で知られるMLBの公認ピッチングアナリスト、ロブ・フリードマン氏が、前代未聞の乱闘シーンをアワードで表彰、話題を呼んでいる。
発端となったのは、4月13日(日本時間14日)のロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレス戦(ドジャー・スタジアム)。5回表、パドレスの攻撃中に突如として事態は緊迫化。ドジャースの投手ストーンの危険球に、パドレスの打者プロファーが激怒。キャッチャーのウィル・スミスに詰め寄ったことで、両軍ベンチが一斉にグラウンドへ飛び出す事態となった。
しかし、ここで誰もが予想だにしない展開が起こる。パドレスのブルペンから全力疾走で駆けつけた松井裕樹が誰かを探すような素振りを見せ、大谷翔平を発見すると、乱闘の場とは思えない礼儀正しさで帽子を取って笑顔でまさかの“挨拶”。すると、大谷は思わず吹き出してしまい、笑いをおさえながらウインクで応じるという予想外の行動をしたのだった。周囲の選手たちの怒気立つ表情とは対照的に、大谷と松井の間だけが優しい空間に包まれてしまうといったMLB史上“見たことない”乱闘シーンが誕生することとなった。
フリードマン氏も「2024 PitchingNinja Award for Friendliest Bench Clearing Incident. Winner: Yuki Matsui vs. Shohei Ohtani.」として表彰するなど、緊迫のマウンドで起きた”日本的な”珍プレーは、MLBの乱闘史に、新たな1ページを加えることとなった。