CREATIVE丨2026.02.18
オスカーの”冷遇”に痛烈な反撃! パク・チャヌク監督×イ・ビョンホン『しあわせな選択』の配給会社ネオンが皮肉広告
『オールド・ボーイ』(04)でカンヌ国際映画祭グランプリ、『別れる決心』(22)で同映画祭監督賞を受賞、常にタブーを打ち破り、緻密さと完璧な美学で観客を魅了してきた巨匠パク・チャヌク監督。新たな地平を切り拓く衝撃作を発表し続けてきた巨匠が放つ最新作『しあわせな選択』が、オスカーの冷遇に対してユーモアたっぷりの一手を打った。

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ストーリーはなにもかも順風満帆だった一家の主・マンスの失業から始まる。家計を支えるため、妻ミリは家族に節約リストを渡し、これまでの豊かな暮らしを変えていくことを宣言。再就職に奮闘するマンスを「ライバルを全員皆殺しにするの」とユーモアたっぷりに鼓舞するが、その言葉をヒントにマンスの脳裏には衝撃のアイデアが閃く。ライバルたちを調べはじめ、ボムモ(イ・ソンミン)、シジョ(チャ・スンウォン)、ソンチュル(パク・ヒスン)の3人に狙いを定めマンスの再就職大作戦は決行されていく。
今回のアカデミー賞ノミネーション発表では、国際長編映画賞部門の有力候補と見られていたが、まさかの選外となった。配給を手がけるネオンは、その結果に対する“回答”として、2月10日(火)にロサンゼルス市内にビルボード広告を掲出した。
広告には大きく映画タイトルと、賞レース期間中によく使われるフレーズ「For Your Consideration(ご検討ください)」の文字。しかし、作中の印象的なシーンでイ・ビョンホンが植木鉢を投げる場面写真が「For」の部分を覆い隠し、結果として「F Your Consideration」と読める仕掛けになっている。さらに、ビルボード上部には「A Snub Above The Rest(他のどれよりも上をいく“無視(冷遇)”)」という一文。皮肉と怒りをユーモアに転化したデザインだ。ネオンはこのビルボードの写真をSNSに投稿している。
Rise above. pic.twitter.com/lRdBI6EeWk
— No Other Choice (@noother_choice) February 10, 2026
今回、意外な落選を喫したのは『しあわせな選択』だけではない。大ヒット・ミュージカル続編『ウィキッド 永遠の約束』も、前作が昨年10部門にノミネートされたにもかかわらず、今回は全カテゴリーでノミネートを逃した。ファンの間でも不満は広がっている。昨年の授賞式ではアリアナ・グランデとシンシア・エリヴォがメドレーでオープニングを飾ったことに触れ、「オスカーは昨年、アリアナ・グランデを注目と視聴率のために利用した」「ここ10年で最高の数字を出したのに」「完全に無視するなんて。本当にうんざり」と投稿する声もあった。









