MOVIE丨2025.03.23
世界中で愛され続ける恋愛映画の金字塔『Love Letter』4Kリマスター版、特別映像が解禁

©フジテレビジョン
岩井俊二監督・長編デビュー作、世界中で愛され続ける恋愛映画の金字塔『Love Letter』が、4Kリマスター版として、4月4日(金)より公開される。この度、特別映像が解禁となった。
1995年3月25日(土)に封切られた岩井俊二監督の長編デビュー作『Love Letter』。中山美穂、豊川悦司、酒井美紀、柏原崇ら豪華キャストのアンサンブルと岩井俊二監督の紡ぎ出す映像美、そして聖地巡礼の先駆けとなる小樽でのロケーションなどが話題を呼び、今もなお色あせることとなく恋愛映画の金字塔として世界中で愛され続けている。
映像は、「岩井俊二監督のあの名作が30年の時を経てスクリーンで蘇る」というナレーションにあわせ「In Memory of Miho Nakayama」という文字が重なる。「拝啓、藤井樹様—」と手紙の書き出しを読み上げる中山美穂のセリフを受け、秋葉茂役の豊川悦司との掛け合いが続く—。中盤では中学校時代の同姓同名、少女・樹と少年・樹の懐かしい姿が。
特別映像60秒の中、全てのカットが印象的で記憶に刻まれているものばかりだが、最も作品を象徴する「お元気ですか?私は元気です!」という中山美穂のシーンで映像は締めくくられている。

©フジテレビジョン

©フジテレビジョン
神戸に住む渡辺博子(中山美穂)が、山の遭難事故でフィアンセの藤井樹を亡くして2年が経った。三回忌の帰り道、樹の家を訪れた博子は、樹の中学時代の卒業アルバムから彼がかつて住んでいた小樽の住所を見つけ出した。博子は忘れられない彼への思いをいやすために、 彼が昔住んでいた小樽=天国へ一通の手紙を出した…。ところが、あろうはずのない返事が返ってきた。やがて、博子はフィアンセと同姓同名で中学時代の同級生、ただし女性の藤井樹が小樽にいることを知る。博子の恋樹の恋。一通のラヴレターが埋もれていた二つの恋を浮き彫りにしていく。小樽を舞台に中山美穂、豊川悦司が贈るピュアラブストーリー。中山美穂が渡辺博子と藤井樹の難しい二役に挑戦している。
『Love Letter』4Kリマスターは4月4日(金)より全国ロードショー