REVIEWS丨2025.05.09
ハチャメチャで過激! 全員悪人の“無法者”軍団『サンダーボルツ*』の超絶戦闘シーン

© 2024 MARVEL
マーベル・スタジオの歴史を大きく動かすのではと噂される新チームの活躍を描いた最新作『サンダーボルツ*』が、5月2日(金)より大ヒット公開中だ。この度、「サンダーボルツ*」としてチームを組むきっかけとなる、“ハチャメチャ”な出会いのアクションシーンが解禁となった。
過去に悪事を犯しながらも、アベンジャーズに代わって世界に襲いかかる危機に立ち向かうことになった“超クセ強な無法者”チーム「サンダーボルツ*」。人類消滅の危機のなか、“最強”でも、“ヒーロー”でもない奴らが“やるしかない!”と集結し、アベンジャーズ全員を合わせた以上のパワーを持つ史上最強の敵・セントリーに立ち向かっていく様をドラマチックに描き出す。
日本では、公開3日間で興行収入458,771,400円/観客動員数270,821人を記録。アベンジャーズシリーズの新時代の幕開けとして重要な位置づけの超話題作として堂々の数字を叩き出した。全世界でのオープニング興収は1億6,210万ドル(約231億6,600万円/$1=143)を記録し、週末の世界興行ランキングで堂々の第1位を獲得し大ヒットスタートとなった。また、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品として36作連続で全米初登場No.1の快挙も成し遂げ、米映画批評サイト「RottenTomatoes」の批評家レビュー(Tomatomater)ではフレッシュ88%、一般観客レビュー(Popcornmater)では94%。さらに、初代アベンジャーズでアイアンマン/トニー・スタークを演じ、2026年全米公開予定の『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』ではヴィランであるドクター・ドゥームを演じるロバート・ダウニーJr.は、自身のInstagramで超豪華なアベンジャーズメンバーと共に早速『サンダーボルツ*』を鑑賞したことを投稿、サンダーボルツ*チームへの賛辞を送ったことで大いに話題となっている。
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すでにロングラン上映への呼び声も高い本作の高評価の理由として、マーベル・スタジオ作品ならではの規模感で繰り広げられる壮大なアクションシーンに加え、これまでとは異なるエモーショナルでドラマチックな作風が挙げられる。日本国内のSNSや世界中の様々なレビューサイトで、「一人でどうにもならない時は勇気を出して差し伸べられた手を掴んでみようと思えた」「マーベル史上最も人間味あふれる物語」「トラウマ、孤独、そして人生の目的を求める気持ちを突き詰めた作品」「疲れた社会人に効く!これはヒーロー映画じゃなくて、どこにでもいる人間の物語」「史上最高に人の心に優しいヒーロー映画」と、登場人物が抱える悩みや葛藤との向き合いを真正面から描いた点で、ヒーロー映画としては稀有な“共感できる”というポイントが評価された、異色のブロックバスター作と言えるだろう。
キャスト陣の演技にも絶賛の声が鳴りやまず、特にロシアのスパイ機関で強制的に養成された一流の暗殺者・エレーナを演じたフローレンス・ピューの唯一無二の魅力あふれる演技に注目が集まっている。「フローレンス・ピューの並外れた才能に賛辞」「前からすごいと思っていた女優でしたが、自然で飾らない姿に好感度爆上がり」など、姉を失った喪失感を抱えながら生きるエモーショナルな心情と、超A級のアクションを見事に調和させた類まれなる才能への絶賛の声は、まだまだ続くだろう。そして、すでに鑑賞した多くのファンたちからも、「大いに笑って大いに泣いた。MCU新時代の幕開けを感じる」という声が続出している通り、公開前から期待されていた2026年全米公開予定『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』へと繋がる布石も描かれており、MCUの新境地を切り拓く作品としても高い評価を得ている。
超クセ者たちの出会いは、罵り合い炸裂のハチャメチャな戦いからだった…。本編より、「サンダーボルツ*」としてチームを組むきっかけとなる出会いのシーンが公開された。
何者かによって集められたエレーナ(フローレンス・ピュー)、USエージェント/ジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)、ゴースト(ハナ・ジョン=カーメン)、タスクマスター(オルガ・キュリレンコ)らならず者の面々は、何やら閉鎖的で怪しげな倉庫に次々と姿を現し、各々の必殺技を繰り出し迎撃。罵り合いのセリフを吐きながら、一体誰が誰を狙っているのかわからない混沌たる戦いは、これからの意気投合出来ない(?)であろう彼ららしい未来を物語り、先行き不安な“飛べない”肉弾戦アクションが見物のワンシーンとなっている。

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『サンダーボルツ*』は大ヒット上映中