MOVIE丨2026.10.31

ブラピが演じた“最強のスタントマン”が帰還!タランティーノ脚本×フィンチャー監督『ザ・ファーザー・ミスアドベンチャー・オブ・クリフ・ブース』

ザ・ファーザー・ミスアドベンチャー・オブ・クリフ・ブース

クエンティン・タランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)でアカデミー賞助演男優賞を受賞したキャラクター、スタントマンのクリフ・ブースが、再びスクリーンに帰ってくる。Netflix映画『ザ・ファーザー・ミスアドベンチャー・オブ・クリフ・ブース』が、11月25日(水)~12月10日(木)の期間限定でIMAX上映される。

クエンティン・タランティーノが描いた1969年のパラレルワールド『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で、ブラッド・ピット演じるクリフ・ブースがマンソン・ファミリーと遭遇してから8年が経った。『ザ・ファーザー・ミスアドベンチャー・オブ・クリフ・ブース』は、タランティーノが書き下ろした脚本をデヴィッド・フィンチャー監督が映像化。映画界を代表する二人のコラボレーションが実現した作品。さらに全作でアカデミー賞受賞に輝いた役、クリフ・ブースをブラッド・ピットが再び演じる。

そんな今作では、もうおとぎ話は語られない。舞台は1977年。ロサンゼルスでは、もう昔のようにヒッピーを蹴散らせるスタントマンが求められることはない。とはいえハリウッドにはいつもトラブルがころがっており、クリフのような、法に縛られず、特殊な才能を持つ者にしか解決できないこともある。バーテンダーや映写技師として生計を立てる一方で、クリフはフィクサーとしてハリウッドの大物やら小物やらのために様々な問題を処理している。

そんなクリフの興味をかきたてたのは、テレビ界の超大物チャーリー・ピーターズ(スコット・カーン)の芸能エージェントのカレン・クロスビー(エリザベス・デビッキ)から受けた一本の電話だった。チャーリーを取り巻く人々―事情通の妻トニ(カーラ・グギーノ)や、プロのアメフト選手から映画スターに転身したロデリック・“ホット・ロッド”・ハリソン(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)らと出会い、クリフは入れ込んでいく。そこに謎のギャング、ヴェルドゥスコ兄弟(マット・グルーブ、JB・タデナ)が現れ、街全体で混乱を巻き起こす。

予告編では、ベヴァリー・シネマでの騒動や美女の泥レスリング、カーチェイスなど、クリフの周囲で次々と起こる混乱をテンポよく映し出しながら、彼が“フィクサー”としてハリウッドの裏側を処理していく姿を描く。人気TVスターのチャーリー・ピーターズをめぐるトラブル、ヴェルドゥスコ兄弟の影を落とす犯罪の気配、そして芸能界の表と裏が複雑に絡み合う状況が、フィンチャーらしい緊張感とタランティーノ脚本のユーモアを交差させる形で提示される。

1977年のハリウッドの光と影を縫いながら、クリフが再び危険な渦中へ足を踏み入れていく物語のトーンが、映像全体から濃密に伝わってくる予告編となっている。場面カットは、車内でヘルメットをかぶり、誰かを挑発するように中指を立てるクリフ・ブースの姿が切り取られている。

本作は、デヴィッド・フィンチャー(『セブン』『ファイト・クラブ』『ザ・キラー』)が『Mank』『ザ・キラー』に続くNetflix映画3作目の監督作。今回の舞台は前作の1969年とは異なる1977年のハリウッドで、映画産業の構造変化、テレビ業界の台頭、スポーツスターの映画界進出など、目まぐるしく変化していた当時のハリウッドの文化的背景が物語の随所に反映されている。かつてのおとぎ話は、このLAという街で暴力、野心、欲望が渦巻くノワール作品へと姿を変えていく。クリフ・ブースのさらなる冒険は果たしてハッピーエンドを迎えるのか、災難で終わるのか—。

Netflix映画『ザ・ファーザー・ミスアドベンチャー・オブ・クリフ・ブース』は11月25日(水)~12月10日(木)IMAX限定公開

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