MOVIE2025.05.13

わずか17日間で撮影された低予算の監督デビュー作が、世界中の映画祭を席巻!『入国審査』日本公開決定

わずか17日間で撮影された低予算の監督デビュー作が、スペイン映画として初めてインディペンデント・スピリット賞3部門にノミネート。さらに、世界各国の映画祭で新人監督賞や観客賞を獲得するなど大きな注目を集めたリアリティMAXの深層心理サスペンス『入国審査(原題:UPON ENTRY)』が、8月1日(金)より日本公開される。この度、ポスタービジュアルと特報映像が解禁となった。

NYの空港、入国審査を待つ幸せなカップル。移住のビザも取得し、新天地で暮らす準備は万全だったはずが、説明もなく別室に連行され、密室での不可解な尋問が始まる。なぜ二人は止められたのか?審査官は何かを知っているのか?予想外の質問が次々と浴びせられる中、やがてある疑念が二人の間に沸き起こり—。

監督・脚本は、アレハンドロ・ロハスとフアン・セバスチャン・バスケス。故郷のベネズエラからスペインに移住した時の実体験からインスピレーションを受け、実力派俳優を迎えて制作。わずか17日間で撮影された低予算作品ながら、「SXSW国際映画祭2023」に正式出品、「第39回インディペンデント・スピリット賞」では新人作品賞・新人脚本賞・編集賞ノミネート、 さらに北欧最大の映画祭「第26回タリン・ブラックナイト映画祭」で新人作品賞受賞、「第28回コルカタ国際映画祭」最優秀作品賞受賞、「第72回マンハイム-ハイデルベルク国際映画祭」観客賞受賞、「第16回スペイン・ラテンアメリカ映画祭」観客賞受賞など、なんと15か国の映画祭で20余りの賞を受賞し、世界中の映画祭を席巻。米レビューサイト「Rotten Tomatoes」でも、批評家100%、観客97%(2025/4/30時点)の高評価となっている。監督デビュー作にして、その才能を世界に見せつけている、注目の一本だ。

特報映像では、移住のためにNYに降り立ったディエゴとエレナが入国審査でパスポートを見せるが、なぜか「ご同行を」と別室に連れていかれて、入国できない。そこから始まる拒否権ナシ、密室での尋問。「電源を切って座りなさい」「こちらの質問だけに答えて」—そして鋭い目つきで審査官が二人に問う「アメリカに来た理由は?」—はたして二人はどう答えるのか、そもそもなぜ尋問されるのか、そして二人は共に無事入国できるのか…疑問と疑念が渦巻く密室での入国審査の行方が気になる映像となっている。

ポスタービジュアルには、入国審査により、なぜか別室に連れていかれた主人公のディエゴとエレナの姿が。戸惑いを隠せない二人の表情、そして背中だけの審査官。<その答えがあなたの人生を左右する>というコピーと相まって、二人の緊張感までも伝わってくる。

入国審査

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『入国審査』は8月1日(金)より全国ロードショー

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