MOVIE丨2025.08.17
“ただ彼は命令に従っただけ。救われるべきだ” 信念に従い対峙する『大統領暗殺裁判 16日間の真実』キャラクターポスター
チョ・ジョンソク(ドラマ「賢い医師生活」)、イ・ソンギュン(『パラサイト 半地下の家族』)、ユ・ジェミョン(『劇映画 孤独のグルメ』)の豪華キャスト共演、『王になった男』のチュ・チャンミン監督の最新作『大統領暗殺裁判 16日間の真実(原題:행복의 나라/日本語訳:幸せの国)』が、8月22日(金)より公開される。この度、それぞれの信念にもとづき対峙するチョ・ジョンソク、イ・ソンギュン、ユ・ジェミョンのキャラクターポスターが解禁となった。
軍事クーデターで政権を掌握し、独裁者と批判されるほど強大な権勢を振るった朴正煕(パク・チョンヒ)大統領。そんな彼が、国のナンバー2とも噂された側近の中央情報部(KCIA)部長金載圭(キム・ジェギュ)によって、1979年10月26日に暗殺された。本作は、このセンセーショナルな事件の裁判と、「10.26大統領暗殺」から「12.12軍事クーデター」という韓国近代史の中でも大きな歴史的事件に巻き込まれた3人の男を、一部フィクションを交えて史実に基づき描いた作品だ。
この韓国史上最悪の裁判とも言われる大統領暗殺裁判を、弁護する者、裁かれる者、裏で操る者、それぞれの目線でドラマチックに作り上げたのは、映画『王になった男』の監督チュ・チャンミン。前作で見せた手腕を今作でも遺憾なく発揮し、その当時に生きた人々の声にならない悲痛な叫びを鮮明に描き出している。
キャストには、韓国映画ドラマ界を代表する役者たちが集結。映画オリジナルのキャラクターであり、勝つためには手段を選ばない弁護士チョン・インフ役には、ドラマ「賢い医師生活」などで人気を博す演技派チョ・ジョンソク。そのチョン・インフが弁護する愚直な軍人パク・テジュ役には、映画『パラサイト 半地下の家族』など数多くの映画やドラマに出演し、本作が最期の新作となったイ・ソンギュン。そして裁判を裏で操る合同捜査団長チョン・サンドゥには、『劇映画 孤独のグルメ』や「梨泰院クラス」などで多様な演技を見せ、「全斗煥(チョン・ドゥファン)」をモデルにしたこの役で「第61回百想芸術大賞」(映画部門)助演男優賞を受賞した名優ユ・ジェミョンが扮し、圧倒的な存在感をみせる。

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今回公開されたキャラクターポスターにはそれぞれのセリフが添えられ、チョ・ジョンソク演じる“ひとりの男を救うために裁判に身を投じた者”チョン・インフは「ただ彼は命令に従っただけ。救われるべきだ。」、イ・ソンギュン演じる“命令により暗殺事件に巻き込まれた裁かれる者”パク・テジュは「あの日の・・・私の選択は変わらないでしょう。」、ユ・ジェミョン演じる“権力のために裁判を操り時期独裁者を狙う者”チョン・サンドゥは「軍服を着て、25年耐えてきた。私にはその資格がある。」と各キャラクターを象徴する言葉、そして大統領暗殺そして韓国史上最悪とも称される裁判をめぐる3人の男の胸の内が見て取れるビジュアルとなっている。

メイキングカット
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『大統領暗殺裁判 16日間の真実』は8月22日(金)より全国ロードショー