MOVIE2025.09.05

“愛が、私を、狂わせる” 世紀の傑作ベストセラー、2026年映画化!マーゴット・ロビー主演『嵐が丘』

嵐が丘

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性別や人種を超えて「You Can Be Anything(あなたは何にだってなれる)」のメッセージで世界中の女性たちに勇気を与えて続けてきたバービーのパワフルな物語を映画化し、世界興行収入14億ドルを突破した『バービー』。社会現象を巻き起こしたこの2023年最大のヒット作を手掛けたマーゴット・ロビーが、再び主演とプロデューサーを務める、衝撃のノンストップ・ラブミステリー『嵐が丘(原題:Wuthering Heights)』が、2026年に劇場公開が決定した。この度、観る者を挑発する特報映像とティザービジュアルが全世界一斉解禁となった。

原作は、エミリー・ブロンテ生涯唯一の作品となった世紀のベストセラー小説「嵐が丘(Wuthering Heights)」(1847年刊)。世界で最も知られた作品の一つとして、今日に至るまで多くの国で翻訳出版され数多く舞台化。映画作品としては、1939年公開作の監督ウィリアム・ワイラー、主演ローレンス・オリビエではアカデミー賞8部門にノミネート、1992年公開作の監督ピーター・コズミンスキー、ジュリエット・ビノシュ&レイフ・ファインズ共演も知られており、日本では監督・吉田喜重、出演・松田優作で1988年公開されるなど、過去何度も映像化され、多くの世界中にクリエーターへ影響を与え続けている不朽の名作だ。

今もなお記憶に刻まれる“世紀の愛”を映画化するため、マーゴット・ロビーが監督・脚本を託したのは、エメラルド・フェネル。監督デビュー作『プロミシング・ヤング・ウーマン』で性被害というテーマをスタイリッシュかつブラックユーモアを交えて描き、イギリス人女性監督として史上初となるアカデミー賞脚本賞を受賞。軽快なストーリー展開の裏に、人間の醜さや社会の闇をえぐり出す監督の鋭い視点が、映像化され続ける『嵐が丘』をどのようにして新たに現代に紡ぎ出すのか、挑戦的な意欲作に注目が集まる。なぜ、人は人を愛してしまうのか?2026年、衝撃の映画体験が、壮大なスケールで幕を開ける。

「君は僕のすべてだ」——物語の舞台はイギリス北部ヨークシャー。荒涼とした嵐が丘にある屋敷アーンショウ家の美しい令嬢キャサリン(マーゴット・ロビー)と、屋敷に引き取られた孤児ヒースクリフ(ジェイコブ・エロルディ)の身分の違うふたりは、互いを求め激しく惹かれ愛し合う。だが永遠を誓った愛は、やがてすべてを破壊する狂気の復讐へと変貌をとげ、多くの悲劇を巻き起こすことになっていく…。

特報映像では、運命の出会いから燃え上がるふたりの愛を、極彩色に彩られた映像美と、世界的ポップアイコン・チャーリーXCXの艶やかな音楽で描き出す。息をのむ視線の絡み合いや鼓動の高まり——画面全体を支配するのは、抑えきれないふたりの情熱。一方で、ブーケを手にレースを翻す花嫁姿のキャサリン、荒れた大地を駆け抜けるヒースクリフ、嵐に揺れる屋敷やふたりを取り巻く人々の不穏なカットが連続し、激情と狂おしい運命の渦が交錯する。愛と破滅が絡み合う中で、果たしてふたりの結末はどこへ向かうのか!?

ティザービジュアルは、キャサリンとヒースクリフが互いの唇を寄せ合い、高ぶる感情を交わすふたり——やがて破滅へと向かっていく彼らの一触即発の愛を切り取った、本編への期待高まる一枚に仕上がっている。

『嵐が丘』は2026年、全国ロードショー

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