REVIEWS丨2025.09.22
「最高すぎて泣いた」「余韻がすごい」 劇場版『チェンソーマン レゼ篇』、レゼの描写とラストシーンにファン感涙「映像作品としての美しさが際立つ」

©藤本タツキ/集英社・MAPPA
2025年9月19日に全国公開された劇場版アニメ『チェンソーマン レゼ篇』は、初日興行収入4億2000万円超、27万2000人動員を記録し、3日間で累計10億円を突破。最終興行収入50億円超えの期待が高まっている。そんな本作だが、大絶賛の声が続出中。その中でも特に注目を集めているのが、レゼの描写と、観客を余韻に包んだラストシーンだ。
原作ファンの中でも人気キャラクターであるレゼが劇場版ではどのように描かれるのか、ファンの間では大きな関心が寄せられていたが、SNSやファンの間ではレゼの魅力を最大限に引き出していると大絶賛の嵐。「映画館でレゼの笑顔にやられた」「喫茶店の再会シーン、最高すぎて泣いた」「喫茶店に向かうレゼのシーンを序盤に入れたのが効果的」「ラブコメ要素とアクションのバランスが大人っぽくて良い」「台風戦の激しさからラストの静けさへの流れが神」といった声が多く寄せられた。
特に学校のプールシーンは、ただのロマンチックな演出を超えて、キャラクターの心の揺らぎや、これからの悲劇を予感させる象徴的な場面として、多くの共感を呼んでいる。作画の美しさは特に高評価だ。「水滴が肌に落ちる瞬間」「濡れた髪」「暗がりとプールの青さの対比」など、細部にまでこだわった演出が、“レゼの魅力”を際立たせているという意見が多数。原作ファンからは、「マンガでは感じ取れないレゼの表情の変化が、映像だと圧倒的に伝わる」との声も。
また、多くの観客の心を鷲掴みにしたラストシーン、新幹線を見送った後、デンジと再会するカフェの場面については「映像作品としての美しさが際立っていた」と高評価。「同じ道をもう一度通る仕掛けが見事に回収されていて泣けた」「花火のシーンと合わせて余韻がすごい」とのコメントが目立ち、原作ファンからも「まさに見たかった映像化」と絶賛されている。