MOVIE丨2025.11.09
シンプルすぎる設定で話題! アマゾンの戦士が韓国でアーチェリーを学んだらどうなるか?『大命中!MEは何しにアマゾンへ?』

© 2024 BARUNSON E&A, ROD PICTURES, CJ ENM ALL RIGHTS RESERVED
刑事がチキン店を開き繁盛させる斬新な設定で観客動員数1,600万人超えの歴史的大ヒットを記録した『エクストリーム・ジョブ』の脚本家とキャストが再タッグを組んだ話題作『大命中!MEは何しにアマゾンへ?』が、12月26日(金)より日本公開される。この度、予告編が解禁となった。
コメディ映画としては、初めて韓国のお家芸アーチェリーを題材に描く本作。韓国映画界のヒット請負人で、日本で“揚げる大捜査線”と称された映画『エクストリーム・ジョブ』にて、主人公の刑事役を務めた俳優リュ・スンリョンが、アーチェリー競技から引退した平凡なサラリーマンを演じる。同じく再共演となるチン・ソンギュが、クセ強の現地通訳士というユニークなキャラクターに扮する。アマゾンで弓の名手を発掘して、世界大会でメダル獲得を目指すという奇想天外な設定に、共感とリアリティーをもたらして韓国の観客を笑わせた。
アマゾンの密林で選手を見つけるパートは、実際にブラジルで撮影が敢行されており、ロケハンを含め7か月を要したという。約40人の現地スタッフを起用、言葉や文化の違いからコミュニケーションで撮影に不安が生じたが、作品作りを通じて一丸となり、アマゾンの大自然や原住民戦士の活躍をカメラで映す事が出来たと、監督が明かしている。
勢いのあるナレーションからスタートする、痛快な予告編。本作タイトルである“MEは何しにアマゾンへ?”というワードと共に映るのは、かつてアーチェリー韓国代表として活躍していたが、いまやリストラ候補となってしまった主人公・ジンボン(リュ・スンリョン)。彼は何故か、アマゾン川流域で溺れていてワニに襲われそうになっていた。
なぜ落ちぶれたサラリーマンが、未開拓地のアマゾンに行きついたかというと、会社の指令で“アマゾンで弓の名手を発掘して、アーチェリー世界大会でメダルを取らせろ”という、ミッションインポッシブル級の難題に挑むためだった。アマゾンに到着したジンボンは、現地人が用意したヘリコプターで移動するのだが、“アマゾンの秘境で不時着”してしまい川にダイブ。冒頭からハチャメチャな展開を捉えている。
危機的状況に陥っていたジンボンだったが、奇跡的に原住民に助け出されたのだが、敵と見なされてしまい処刑されそうになる。しかしアフロヘアのクセ強な現地通訳士・パンシク(チン・ソンギュ)の機転によって、難なく命を取り留めることが出来た。そして神のごとき弓の才能を持つ戦士シカ、イバ、ワルブと運命的な出会いを果たして、アーチェリー選手としてスカウトに成功。世界大会が開かれる、韓国に連れて帰る事となる。

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韓国に到着した“弓ベンジャーズ”と称される戦士たちだったが、異国での文化に馴染むことが出来ずハチャメチャ行動で珍道中。景品付きダーツで特賞を当てたり、マンションのベランダでBBQしたりと、どこに行ってもトラブルを起こしてしまう。しかし監督を務めるジンボンの尽力によって、アーチェリー選手としての実力を磨いていった戦士たちは、何とか世界大会に出場する。果たして“弓ベンジャーズ”は、メダルを獲得する事が出来るのか!?“メダルを懸けた戦いの幕が上がる”というコピーと共に、予告編が締められている。“揚げる大捜査線”と称された映画『エクストリーム・ジョブ』に通ずる、バラエティー色豊かな作品だという事を示した予告編に仕上げている。
脚本を務めたペ・セヨンは、「たまたまアマゾンの原住民にフォーカスしたドキュメンタリー番組を見て、“アマゾンの戦士が韓国でアーチェリーを学んだらどうなるだろう”という、創作につながる発想が浮かんだんです」と語っており、着想のきっかけを明かしている。アマゾンの弓の名手が韓国に来て、アーチェリーをするというシンプルなストーリーとコンセプトだけで、ユニークなストーリーを紡いでしまったのだ。

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『大命中!MEは何しにアマゾンへ?』は12月26日(金)より全国ロードショー









