MOVIE2026.04.01

ピクサーの衝撃作『私がビーバーになる時』口コミで大ヒット、興収15億円突破 “追いビーバー”現象も拡大

私がビーバーになる時

©︎2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

ディズニー&ピクサー最新作『私がビーバーになる時』(原題:Hoppers)が、日本で大ヒットを記録している。3月13日の公開から18日間で興行収入15億492万1080円、観客動員114万3965人を突破。世界興収も約2億9751万ドル(約475億円)に到達し、ロングランヒットの様相を見せている。

『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『インサイド・ヘッド』『リメンバー・ミー』など、数々の“もしもの世界”を描いてきたスタジオが送り出す本作は、「もしも動物の世界に入れたら?」という新たな発想を軸に展開。ピクサー史上でも最も型破りで、笑いとともに予測不能な展開が続き、ラストには“まさか”の感動が待ち受ける構成となっている。

公開初週から好スタートを切り、『リメンバー・ミー』以降のオリジナル作品としてはピクサー史上No.1の成績を記録。SNSでは衝撃的なストーリー展開が口コミで拡散され、「追いビーバー」と呼ばれるリピーター現象も発生している。「1回目で心を掴まれ、2回目で完全に持っていかれた」「展開を知っていても2回目の方が面白い」「笑っていたのに最後は泣かされた」といった声が相次ぎ、複数回鑑賞する価値のある作品として評価が高まっている。

その魅力を支えるのが、圧倒的な作り込みだ。主人公メイベルの英語版声優パイパー・カーダは印象的なセリフを83回も録音し、細部まで徹底的に演技を追求。クライマックスでは19,436匹のアリが登場し、“空を飛ぶ”サメを持ち上げるために413羽のカモメと39,256匹の蝶が動員されるなど、桁違いのスケールで描かれる。

私がビーバーになる時

©︎2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

さらに衣装は117種類のスタイルで52着の背景衣装を制作、主要キャラクター用に87着の候補が用意された。舞台となるダムには62,939本の枝、周囲には251,663本の木々が配置され、研究所の小道具も3,534点にのぼるなど、画面の隅々まで緻密な設計が施されている。こうしたディテールが、“可愛いだけでは終わらない”独自の世界観を生み出している。

監督・脚本は『インサイド・ヘッド』でストーリーボードアーティストを務めたダニエル・チョン。スタジオジブリの『平成狸合戦ぽんぽこ』から着想を得て、ビーバーの生態系を徹底的にリサーチし本作を完成させた。

イマジネーションあふれる“もふもふワンダーランド”を描いた『私がビーバーになる時』は、大ヒット上映中。勢いは衰えず、さらなる記録更新への期待が高まっている。

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