CULTURE2026.05.17

ガンダム50周年プロジェクト始動 『SEED FREEDOM ZERO』劇場公開&実写版『GUNDAM』新情報も発表

2029年に『機動戦士ガンダム』シリーズがアニメ放送開始50周年を迎えることを記念し、「ガンダム50周年プロジェクト」が始動した。

1979年4月7日に放送が始まった『機動戦士ガンダム』は、これまでに90作品以上を展開。商品、ゲーム、アミューズメント、音楽など多彩な領域へ広がり、「ガンプラ」は累計出荷数8億個、「ガンダムカードゲーム」は6.3億枚以上を発行。さらに2025年配信の『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』は、1年間で全世界800万ダウンロードを突破するなど、巨大IPとして進化を続けている。

5月15日に開催された「ガンダムカンファレンス 2026 SPRING」では、50周年に向けたさまざまな新展開が発表された。まず公開されたのが、『少年とガンダム|機動戦士ガンダム50周年 -Road to 50- プロローグムービー』。監督はハヤカワツクロ、音楽にはPEOPLE 1の「金字塔」が起用され、『機動戦士ガンダム』から受け継がれてきた“時間”と“記憶”をテーマにした映像作品となっている。

さらに、『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM ZERO』の劇場公開も決定。2024年公開の『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』の前日譚にあたり、シリーズ構成の両澤千晶氏、森田繁氏、福田己津央監督によるシナリオで描かれる。カンファレンスでは新たな特報映像も公開された。

実写映画版『GUNDAM(仮称)』についても新情報が発表され、監督を務めるジム・ミックルのメッセージ映像を初公開。本作はバンダイナムコフィルムワークス、Netflix、レジェンダリー・ピクチャーズによる共同制作で、シドニー・スウィーニー、ノア・センティネオらが出演する。加えて、『機動戦士ガンダム』のリマスタープロジェクト始動、『新機動戦記ガンダムW』新規映像制作決定も発表された。

イベント面では、2027年1月に幕張メッセで大型イベント「GUNDAM-Con」を開催。“ファンの皆さまと共に創る”をコンセプトに、クリエイター参加企画や展示、体験コーナーに加え、プラモデル、カード、ゲームなど各分野の世界大会も集結する予定だ。また、2029年には東京国立博物館で「富野由悠季展(仮)」を開催予定。さらに世界中のファンが集う新施設を構想する「ガンダムランドマーク構想」も始動する。

お台場の「実物大ユニコーンガンダム立像」は、2026年8月末で展示終了となることも発表された。2017年から約9年にわたり親しまれてきた立像は、フィナーレに向けて新たなデカール装飾が施される予定だ。さらに、毎年4月7日が「ガンダムの日」として日本記念日協会に正式認定。『機動戦士ガンダム』の初回放送日にちなみ制定された。

「GUNDAM」×「hololive production」のスペシャルコラボ第2弾も解禁。大空スバル×ウイングガンダムゼロEW、兎田ぺこら×ユニコーンガンダム、森カリオペ×ガンダムエピオンなど、VTuberとモビルスーツを組み合わせたオリジナル企画が公開された。

サステナビリティ領域では、回収したガンプラのランナーを再利用した原料が、日本企業初となる「SGSグリーンマーク認証」を取得。2021年から2026年3月までに約174トンの使用済ランナーを回収していることも明かされた。