SPORTS2025.12.04

「いい加減にしろ」大谷翔平、WBC参加表明でチケットが大変なことになる「なんでもっと監視と処罰を徹底しないのか」

大谷翔平

写真:AP/アフロ

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が11月24日(日本時間25日)、来年3月に開催予定の国際大会ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2026に、日本代表としての参加を表明した。それを受けて、早くも同大会のチケットが高騰し、ファンの間で物議を醸している。

大谷は同日付のInstagram投稿で、英文に添えて日本語で「日本を代表して再びプレーできることを嬉しく思います。」と、代表メンバーとしてWBC2026に参戦することを表明し、瞬く間に大きな話題となったが、直後から、大会チケットのリセール(転売)市場に大きな動きが。たとえば、1次ラウンドの日本対チェコ戦のSS席は、本来、定価2万8000円で販売されているものの、即座に50万円程度にまでリセール価格が吊りあがり、その下、定価1万8000円のS席がその約半分にあたる24万円程度、さらには定価7000円と、お手頃価格の外野指定席でさえも8万円という、“定価の10倍超え”というお宝チケットに。改めて“大谷パワー”を感じさせる状況となっている。

MLBで前人未到の領域へと進み続ける大谷のみならず、今大会では米国代表もアーロン・ジャッジやポール・スキーンズをはじめとするMLBドリームチームでの参戦とあって国際大会としてはたしかに“異例”ともいうべき注目度ではあるものの、それを考慮しても常軌を逸したこの“異常すぎる高騰ぶり”に、SNS上の野球ファンからは「いい加減にしろ」「対策しろよ」「転売ヤー、マジ迷惑すぎる」「なんでもっと監視と処罰を徹底しないのか」「転売チケットサイトを規制しないと絶対なくならない」「転売チケットを買うのを禁止にすべき」といった様々な反響が巻き起こることに。

ちなみに、前回、2023年の3月に行われた第5回大会では、大谷が強化試合の段階で既に“膝付き弾”や“バット折れ弾”といった豪快すぎる変態弾を放ち話題となったことを思えば、今回の高騰ぶりもさもありなんといったところではあるものの、本来の価値とは関係のないところでこれ以上値段が吊りあがれば、野球文化そのものの衰退をも招きかねないだけに、運営側の対策が求められそうな気配だ。

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