CULTURE2025.02.10

あの禁止ワードを言うのか!? ケンドリック・ラマー、ドレイクを挑発しまくってフルボッコ! スーパーボウルのハーフタイムショーが話題に

29日、ルイジアナ州ニューオーリンズのシーザーズ・スーパードームで「第59回スーパーボウル」が開催された。今年はケンドリック・ラマーがハーフタイムショーに登場、ドレイクを挑発して話題になっている。

 

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ラマーは自身のドレイクへのディストラック「Not Like Us」をパフォーマンス中、一度イントロを流した後に「みんなの好きな曲をやりたいけど、彼らは訴えるのが大好きだからな」と発言。これはドレイクがユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)を訴えた件を皮肉ったものだった。ドレイクは訴訟の中で、UMGが「Not Like Us」のプロモーションを通じて自身を誹謗中傷し、ハラスメントを行ったと主張。さらにレーベルの不正なビジネス手法についても問題視している。

ラマーはその後、結局「Not Like Us」をフルで披露。特に「Say Drake, I heard you like ‘em young(ドレイク、お前が若い子が好きって聞いたぜ)」のリリックを笑顔でカメラを見つめながら歌った。ただし「pedophile(小児性愛者)」という単語は口にしなかった。

スーパーボウルは2024年に6000万人以上の視聴者を集めた巨大イベント。その影響力は計り知れず、今回のハーフタイムショーの出来事も今後の裁判で論点になる可能性が高い。

なお、ドレイクは現在オーストラリアでツアー中。アメリカではラマーのグラミー賞での圧勝やスーパーボウルのパフォーマンスが大きな話題になっているが、ドレイクはその場にいなかった。ハーフタイムショーの影響が今後どう響くのか、注目が集まる。