SPORTS2025.03.20

どこが球速落ちた!? 佐々木朗希、いきなり“怪物化”してビビらせる… 160キロ台の剛速球連発「こんなの打てるわけがない」

佐々木朗希

写真:Imagn/ロイター/アフロ

3月19日に東京ドームで行われたMLB東京シリーズbyグッゲンハイム シカゴ・カブス対ロサンゼルス・ドジャース第2戦で、ドジャースの佐々木朗希が先発登板。初回から160km/hの剛速球を連発し、日米の野球ファンの注目を集めている。

この日、先発のマウンドに上がった佐々木は、1回裏、先頭の1番イアン・ハップに対しての初球、真ん中低めのボールゾーンへと外れたストレートがいきなり160km/hをマーク。スタンドのファンからはどよめきにも似た歓声が巻き起こることとなったが、その興奮も覚めやらぬなかで、2球目、3球目も160km/h。これでハップをレフトフライに打ち取ると、続く2番・鈴木誠也に対しては、ボールにはなったものの161km/hの剛速球から入って、最後は内角高めのボールゾーンに159km/hの速球を投げ込み、空振り三振。そしてアストロズから加入のスラッガー、3番のカイル・タッカーに対しては、初球、外角低めのボールゾーンに投じた140km/hのスプリットを見せた上で、2球目、真ん中やや内寄りに投じた159km/hの速球でセンターフライに打ち取り、無事に初回のマウンドを無安打無失点で切り抜けた。

制球にまとまりを欠く状態でありながらも、最速163km/hの剛速球を武器にカブス打線を抑え込んだ佐々木は、3回に押し出しによる1点を失ったものの、失点はこの1点のみ。そのため、SNS上のファンからは「おいおいw」「いきなりかよw」「球速は落ちた!?」「変化球投手になるんじゃなかったんかい」「これが正しいローキ」「こんなの打てるわけがない」と、オープン戦では“封印”された形となっていた160km/h台の剛速球に驚きつつ、称賛する声が続出することとなった。

なお、佐々木は3回を投げて被安打1、奪三振3、失点1とまずまずの内容でマウンドを降り、チームの開幕2連勝に貢献している。

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