STYLE2025.09.18

ナイキ × トモ コイズミ 限定版『エア スーパーフライ』を発表 “アート作品”のような存在感を放つ一足が誕生

Nike x Tomo Koizumi

NIKE(ナイキ) が、日本のファッションブランド「TOMO KOIZUMI(トモ コイズミ)」のデザイナー・小泉智貴とタッグを組み、限定版「Air Superfly(エア スーパーフライ)」を発表した。

本コラボレーションは、スポーツのダイナミズムと劇的なクチュールを融合。日本の漫画や女性アスリートから着想を得たデザインは、パワフルな女性らしさと革新性を体現している。

小泉は、「エア スーパーフライは、アートとスポーツの表現のための美しいキャンバスになります。ランニングから生まれたデザイン、カスタマイズの可能性と、心に訴える素材や色を融合させ、女性がその日の着こなしに合わせて異なる個性を表現できるように、独特かつ履きこなしやすいスタイルを作ることを目指しました」とコメントしている。

本モデルは、小泉ならではの大胆なフリル使いや鮮やかな色彩が施されており、光の当たり方によって色合いが変化するロゴ素材や、2000年代の陸上スパイクを思わせる緑のドットが配されたマルチカラーのアウトソールなど、遊び心あふれるディテールが随所に盛り込まれている。さらに、ベルクロ仕様で取り替え可能な3種類のスウッシュロゴ(マルチカラーやフリル付きなど)や複数のシューレースを組み合わせることで、履く人自身が好みに合わせて自由にカスタマイズできる仕様となっており、インソールには“TOMO KOIZUMI”のロゴが刻まれるなど、アート作品としての存在感を放つ一足に仕上がっている。

Nike x Tomo Koizumi

また、本モデルの世界観を表現するキャンペーンには、五輪で金メダルを3つ獲得し世界王者に10度輝いた短距離界のレジェンド、シェリー=アン・フレーザー=プライス、2024年パリ五輪100mハードル金メダリストのマサイ・ラッセル、そして日本の新星スプリンター青木アリエが登場し、彼女たちがトップアスリートとして限界を超えて挑戦しながらも、ファッションを通じて自分らしさを表現する姿を描き出すことで、スポーツと自己表現の境界を軽やかに越えていく姿を伝えている。

小泉はこの人選について、「シェリー=アンのようなアスリートは、強烈な強さでトップレベルの活躍を見せると同時に、誰に遠慮することなくスタイリッシュに女性らしくあることの意味を再定義しています。彼女たちがスポーツの限界を押し破りつつ、ファッションで自分らしさを表現し、スポーツと自己表現の間にある壁を壊している姿に刺激を受けています」とコメントしている。

限定版「Air Superfly(トモ コイズミ エア スーパーフライ)」は、9月19日(金)よりDSM GINZAおよび国内一部ナイキ取扱店にて販売開始し、翌20日からは世界各地でも展開予定だ。

Nike x Tomo Koizumi