CULTURE2026.02.03

ドーチー、「Anxiety」が2026年グラミー賞「最優秀ミュージックビデオ賞」 2年連続2度目の受賞

2月2日(日本時間)、米ロサンゼルスで開催された「第68回グラミー賞」にて、ドーチーのヒット曲「Anxiety」が最優秀ミュージックビデオ賞の受賞を果たした。ドーチーにとってこれは通算2度目のグラミー受賞だ。サブリナ・カーペンター「Manchild」やクリップス「So Be It」、OK Go「Love」、セイド「Young Lion」といった名だたる候補をしのぎ、その芸術性が評価された。

 

「Anxiety, keep on trying me」(“不安”が押し寄せてくる)という歌詞をテーマに、ドーチーの家に様々な登場人物が侵入し、生活を狂わせる様子が映画のように映し出されている本MV。元々2019年にドーチーがYouTubeに投稿していた歌唱映像へのオマージュから始まり、実の双子の妹たちが登場したり、「Anxiety」のサンプリングの元ネタとなったゴティエの「Somebody That I Used to Know」(2011)のMVを彷彿とさせるシーンがあったりと、様々な仕掛けによってドーチーのストーリーテリング力が巧みに表現されている。

元々2019年にYouTubeにて公開していた「Anxiety」は、2025年の頭にSNS上で再浮上したことを受け再レコーディングされ、3月5日に公式バージョンがリリースされた。リリースの反響は並々ならぬもので、配信からわずか1か月でストリーミング再生回数は全世界で3億回超え。
ウィル・スミス主演のシットコム『ベルエアのフレッシュ・プリンス』で登場したダンスにインスパイアされたダンス・トレンドまで生まれ、ショートフォーム動画プラットフォームではこの曲に合わせた動画が180万本以上アップされており、これまでにウィル・スミス本人のほかに、「セサミストリート」のキャラクターもこのトレンドに参加している。このトレンドを受け、Billboard Hot 100 で初のTop 10入り、Spotifyの世界ランクで最高2位、Global Shazamでは1位、Shazam日本でも最高2位を記録するなど、世界中でバイラル化を果たしている。