STREAMING丨2025.12.09
第83回ゴールデングローブ賞、Netflix作品が全34ノミネート獲得で映画&ドラマ部門を席捲!
Netflixが、12月8日(米国時間)に発表された「第83回ゴールデングローブ賞」で、映画部門とドラマ部門あわせて合計34ノミネートを獲得。(※日本での取り扱い作品ベース。米国では合計35ノミネート)
テレビドラマでは、大ヒット作「ウェンズデー」シーズン2でジェナ・オルテガが主演女優賞に食い込んだ。ティム・バートンの奇妙でユーモアある世界観と、闇と陰謀が渦巻くストーリーが世界中で支持され、すでにシーズン3が決定している。さらに、配信11日で視聴回数6630万回を叩き出し、英国政府までも動かした「アドレセンス」も作品賞ほか主要部門にノミネート。ワンカット撮影の緊張感と、15歳のオーウェン・クーパーの圧倒的演技が話題になり、エミー賞でも史上最年少受賞を果たした勢いそのまま。そのほかにも、「モンスターズ: エド・ゲインの物語」「ザ・ディプロマット」「ブラック・ラビット」「ブラック・ミラー」「BEAST」など、各ジャンルで存在感を見せている。

Netflixシリーズ『ウェンズデー』

Netflix『アドレセンス』
映画部門でもノミネートラッシュだ。ギレルモ・デル・トロ監督・脚本の『フランケンシュタイン』が作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞など主要部門をしっかり押さえた。科学の力で不死の生命を生み出そうとする天才科学者の傲慢さと、誕生した“怪物”の孤独と渇望を描く壮大なドラマとなっている。
ジョージ・クルーニー×アダム・サンドラー共演の『ジェイ・ケリー』では、クルーニーが主演男優賞、サンドラーが助演男優賞にノミネート。クルーニーは『ファミリー・ツリー』以来となる受賞なるかが注目だ。
アニメ部門でも『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』が作品賞、主題歌賞、興行成績賞にノミネート。Billboard Hot 100で6週1位を獲得するなど、世界で社会現象になった作品だ。

Netflix『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』
映画とテレビドラマ、そして、実写とアニメ、あらゆるジャンルを網羅し、様々な Netflix 作品が続々と賞レースに名乗りを上げており、今後発表されるアカデミー賞などでのノミネートにも期待が高まっている。
第83回ゴールデングローブ賞 Netflix作品:ノミネート一覧
<映画部門>
『フランケンシュタイン』(独占配信中)
作品賞[ドラマ部門]、監督賞[ドラマ部門](ギレルモ・デル・
『ジェイ・ケリー』(独占配信中)
主演男優賞[コメディ・ミュージカル部門](ジョージ・クルーニ
『トレイン・ドリームズ』(独占配信中)
主演男優賞[ドラマ部門](ジョエル・エドガートン)、主題歌賞
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』(独占配信中)
アニメ映画賞、主題歌賞、興行成績賞
<テレビドラマ部門>
「ウェンズデー」シーズン2(独占配信中)
主演女優賞[ミュージカル/コメディ部門](ジェナ・オルテガ)
「アドレセンス」(独占配信中)
作品賞[リミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ/TV映画部
「モンスター: エド・ゲインの物語」(独占配信中)
主演男優賞[リミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ/TV映
「ザ・ディプロマット」シーズン2(独占配信中)
作品賞[ドラマ部門]、主演女優賞[ドラマ部門](ケリー・ラッ
「ブラック・ラビット」(独占配信中)
主演男優賞[リミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ/TV映
「ブラック・ミラー」シーズン7(独占配信中)
作品賞[リミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ/TV映画部
「BEAST -私のなかの獣-」(独占配信中)
作品賞[リミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ/TV映画部
「こんなのみんなイヤ!」(独占配信中)
作品賞[ミュージカル/コメディ部門]、主演男優賞[ミュージカ
「ケヴィン・ハートのそれなりのオトナ」(独占配信中)
ベストパフォーマンス・スタンダップコメディ賞
「リッキー・ジャーヴェイスのどうせ皆死ぬ」(独占配信中)
ベストパフォーマンス・スタンダップコメディ賞
「サラ・シルヴァーマンのサヨナラを振り返る」(独占配信中)
ベストパフォーマンス・スタンダップコメディ賞








