CULTURE2025.12.16

炎上しても“爆売れ”! シドニー・スウィーニー、キム・カーダシアンとビヨンセを抜いて“最も価値のあるセレブ”に

Sydney Sweeney

写真:AP/アフロ

先日炎上して話題になったアパレルブランド「American Eagle(アメリカン・イーグル)」のCM。CMの中で「この身体は、私の優秀なジーンズ(遺伝子、の意味もある)のおかげ」と見事なプロポーションを見せつけたシドニー・スウィーニーだが、統計によると今キム・カーダシアンもビヨンセも大幅に引き離して経済効果ぶっちぎり第1位のタレントだ。

CM炎上で株価は10%上昇、さらに限定商品は爆売れ。ウェブショップも渋滞を起こすなど、何と600億円に上る企業成果をAmerican Eagleにもたらしたらしい。“ジーンズ”でデニムと遺伝子の意味を掛けたシャレの利いた本CMだが、「白人至上主義的に見える」「ルッキズムだ」という批判と「コンプラ至上主義を終わらせた、あっぱれ」「Woke運動に終止符を打ったCM」と意見が真っ二つに割れたことで話題になった。それが思わぬ経済効果を生んだわけだが、それ以上に、旬も旬な彼女の魅力自体が一番の起爆剤になったことは間違いない。

胸に寄ってゆくカメラに対し「ねえちょっと、どこ見てるの? 視線はこっちでしょ」とこちらに語りかけてくるシドニー。その愛嬌のある笑顔と、親しみやすい声に心奪われ、グラついてしまった人がいかに多かったことか。CMひとつだけでとんでもない市場価値を生む“最高価値のセレブリティ”シドニー・スウィーニーはアメリカのショービジネス界をグラつかせている。