CULTURE2026.01.22

社会のカウンターに生きる人たちのアンセム Netflix『九条の大罪』主題歌は、羊文学による書き下ろし楽曲「Dogs」

Netflixシリーズ『九条の大罪』(2026年春に世界独占配信)の主題歌に、羊文学による書き下ろし楽曲「Dogs」が起用され、3月25日に配信リリースされることが発表された。

羊文学

原作は『闇金ウシジマくん』で知られる真鍋昌平の同名漫画。法とモラルの境界を極限まで突き詰め、社会の歪みと人間の暗部を描いてきた問題作が、待望の実写シリーズ化となる。物語の中心にいるのは、半グレやヤクザ、前科持ちといった“厄介な依頼人”ばかりを引き受ける弁護士・九条間人。どんな犯罪者であっても弁護する姿勢から、世間では悪徳弁護士と呼ばれるが、「思想信条がないのが弁護士」という信念のもと、法律を武器に依頼人と向き合い続ける。主演は柳楽優弥。九条のもとにイソ弁として転がり込む東大卒の若きエリート弁護士・烏丸真司を松村北斗が演じるほか、池田エライザ、町田啓太、音尾琢真、ムロツヨシらが脇を固める。監督は土井裕泰、山本剛義、足立博。脚本に根本ノンジ、プロデューサーには那須田淳が名を連ね、Netflixと初タッグを組む。社会の底辺で生きる弱者と、弱者を喰らう強者、その間に立たされる弁護士たちのリアルを描き出す、法とモラルの極限クライムエンターテインメントだ。

主題歌「Dogs」は、本作の世界観を受けて羊文学が書き下ろした新曲。人間の内側に潜むダークさや、現代社会の歪みをすくい上げるような楽曲で、アウトローたちの存在を象徴するタイトルになっている。作詞・作曲を手がけた塩塚モエカは、原作について「力強い人たちの話なのに、どこか淡々と低い温度で描かれているところがリアルだった」と語り、「作品と自分の過去を照らし合わせ、歯を食いしばるような気持ちで作った」と明かしている。
歌詞には「生ぬるい覚悟じゃ先はないね/やんのか、逃げるか/自分で決めな」といったフレーズが並び、九条が依頼人に突きつける問いそのものが反映されている。プロデューサーの那須田淳も、「ヒリヒリした世界でも秘めた熱量を持ち、社会のカウンターに生きる人たちのアンセムになる歌」として羊文学を起用した理由を語り、完成した楽曲について「欲しかったものすべてがそこにある」と強い手応えをにじませた。

羊文学は5thアルバム『Don’t Laugh It Off』のリリース以降、日本武道館や大阪城ホールを含むアジアツアー、さらには初のヨーロッパツアーも成功させ、活動の場を世界へと広げてきた。2026年には全国ツアー「SPRING TOUR 2026」も控えており、その勢いのままNetflixシリーズの主題歌を担う形となる。楽曲音源は、近日公開予定の『九条の大罪』初予告映像とあわせて解禁予定で、ドラマ本編では第10話のエンディングでも使用されるという。

Netflixシリーズ『九条の大罪』は2026年春、世界独占配信予定。主題歌「Dogs」は3月25日より各種配信サービスでリリースされる。

九条の大罪

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