STYLE2026.04.08

「誰も見ていないかのように走れ」ナイキが示す新しいランニングの形 ボメロ&ペガサスを再定義

NIKE(ナイキ)が、デザイナーのメリッタ・バウマイスターとタッグを組み、ランニングシューズの定番モデル「ボメロ プレミアム」と「ペガサス プレミアム」をアバンギャルドな視点で再構築した。都市生活の日常に寄り添うプロダクトとしてアップデートし、ナイキ ランニングの新たな表現領域を切り開く試みだ。

メリッタは、日常を非凡なものへと変換するクリエーションで知られる存在。今回のコラボでも、ランニングをアバンギャルドファッションの文脈から再解釈し、ハイファッションとハイパフォーマンスという一見異なる領域を横断。スポーツを単なる機能やアイデンティティとしてではなく、インスピレーションの源として扱い、ナイキの哲学「If you have a body, you are an athlete(身体さえあれば誰もがアスリート)」を体現するデザインへと昇華させている。

ボメロ プレミアムは、昨年10月にニューヨークシティマラソンに先立つ体験型パフォーマンスとインスタレーションで初披露。さらに今月初めには、ナイキアスリートのシャカリ・リチャードソンがペガサス プレミアムを着用し、その存在感を示した。

両モデルに共通するのは、「Run Like No One Is Watching(誰も見ていないかのように走れ)」という思想。日常的にランナーを支えてきたアイコン的存在を、誰かの評価ではなく自分のために走るという視点から再構築している。ボメロ プレミアムでは手描きペイントを施し、一足ごとに異なる表情を持つ唯一無二の存在に。装飾ではなく“人の手が加わった証”としてのペイントが、シューズに生々しい存在感を与える。一方のペガサス プレミアムはネオンカラーをまとった大胆なデザインで、そのパラドックスを体現。まるでシューズがこちらを見返すかのような強い個性を放ちながら、自由な動きを促す設計となっている。

機能面も抜かりない。ボメロ プレミアムはトータルオレンジのビジュアルに、柔らかさと反発性を兼ね備えたズームXフォームを搭載し、2つのエアズームユニットでエネルギーリターンを強化。

ペガサス プレミアムはボルトカラーを採用し、ズームXフォームに加え、曲線的なエアズームユニットとリアクトXフォームを組み合わせることで、安定性と推進力を両立させている。

本コレクションは、4月1日よりmelittabaumeister.comで販売中。4月7日からはニューヨーク、ロサンゼルス、パリ、ロンドン、北京、銀座、シンガポールのドーバー ストリート マーケットで展開され、4月8日からはSNKRSおよび一部ナイキ販売店でも取り扱いがスタートする。価格はボメロ プレミアムが34,100円、ペガサス プレミアムが33,000円(税込)。