SPORTS丨2025.04.24
「終わった…w」 トラウトでさえも控えに? WBC米国代表予想メンバーが最強すぎると話題に 「銀河系超えてる」

写真:Imagn/ロイター/アフロ
米オンラインスポーツゲーミング大手のBetMGMが4月16日(日本時間4月17日)、公式Instagramを更新。WBC2026の米国代表チームの“顔ぶれ予想”を公開し、野球ファンの間で話題となっている。
同アカウントは「Team USA could DOMINATE the World Baseball Classic in 2026 (アメリカチームは2026年にワールド・ベースボール・クラシックを支配するかもしれない)」と紹介しつつ、同社の考えるWBC代表メンバーを並べた画像2点を公開。それら画像では野手編と投手編に分かれているものの、概ね、下記の通り。
■野手
【捕】ウィル・スミス(ロサンゼルス・ドジャース)
【一】ブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)
【二】ムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース)
【三】ガナー・ヘンダーソン(ボルチモア・オリオールズ)
【遊】ボビー・ウィット・ジュニア(カンザスシティ・ロイヤルズ)
【左】カイル・タッカー(シカゴ・カブス)
【中】コービン・キャロル(アリゾナダイヤモンドバックス)
【右】アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)
【指】ブレント・ルッカー(オークランド・アスレチックス)
【控】トレイ・ターナー(フィラデルフィア・フィリーズ)
【控】コーリー・シーガー(テキサス・レンジャーズ)
【控】ピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ)
【控】マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンゼルス)
【控】ジャクソン・メリル(サンディエゴ・パドレス)
【控】アドリー・ラッチマン(ボルチモア・オリオールズ)
【控】カル・ローリー(シアトル・マリナーズ)
■投手
【先】ポール・スキーンズ(ピッツバーグ・パイレーツ)
【先】タリク・スクーバル(デトロイト・タイガース)
【先】ギャレット・クロシェ(ボストン・レッドソックス)
【先】ローガン・ギルバート(シアトル・マリナーズ)
【先】ローガン・ウェブ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)
【先】ハンター・グリーン(シンシナティ・レッズ)
【先】ディラン・シース(サンディエゴ・パドレス)
【先】マイケル・キング(サンディエゴ・パドレス)
【リ】ケイド・スミス(クリーブランド・ガーディアンズ)
【リ】ジェフ・ホフマン(トロント・ブルージェイズ)
【リ】タナー・スコット(ロサンゼルス・ドジャース)
【リ】ライアン・ヘルスリー(セントルイス・カージナルス )
【リ】メイソン・ミラー(オークランド・アスレチックス)
【リ】デビン・ウィリアムズ(ニューヨーク・ヤンキース)
まず一見してわかるのは“豪華すぎる布陣”。錚々たるメンバーが選ばれており、その層の厚さゆえに、なんと前回大会で主将をつとめたマイク・トラウトでさえも控えという扱いに。ほかにもパドレスの若きスラッガー、ジャクソン・メリルや、全米ドラフト1位男アドリー・ラッチマン、強打の最速男トレイ・ターナーなど、とても「控え」とするのはもったいない顔ぶればかりが並んでいるのだ。投手陣についても、昨季の新人王で大谷翔平との勝負が話題となった“怪童”ポール・スキーンズや“世界No.1左腕”ことタリク・スクーバルをはじめ、各チームのエースばかりが並ぶ。たしかにこの顔ぶれならば、米国民が「あかんw 優勝してまうwww」となるのも頷けるところだ。
こうした顔ぶれについて、日本のファンからは「終わった…w」「豪華やけど…本当に集まるんか?」「銀河系超えてる」「トラ兄が控えとか…恐ろしすぎるわw」といった様々な反響が。
なお、日頃、彼らをベットの対象にしているBetMGMがこうした投稿を行ったことからもわかるように、今回、MLBのタープレーヤーたちが集うと見る向きが強いのは、そもそもWBCを運営する組織・WBCIが、MLBの選手会によって設立された団体であるため、そもそもWBCで得られた収益の多くがWBCIを通じてMLBに流れ込むという事情があるし、さらにいえば、今季の東京シリーズのように、日本などを巻き込む形での“興行”が莫大な富を得るということを、彼らが“おいしい”と理解したからだと見られている。つまり、“ビジネス”的な意味合いから、ようやくMLBが本腰を入れてきたというわけだ。
とはいえ、我々一般ファンからすれば、どのような経緯であるにせよ、スタープレーヤーたちが集う国際大会を観ることができるのはうれしいところ。まずは最終的にどのような顔ぶれが集い、彼らがどのようなプレーを見せてくれることとなるのか注目したいところだ。
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