MOVIE2025.05.26

「人間でもサルでもない、その中間を探った」こだわりが詰まった特殊メイクを大公開『サスカッチ・サンセット』

製作総指揮アリ・アスターと主演ジェシー・アイゼンバーグで贈る、映画史上最も奇妙で心を奪う自由で壮大な映画『サスカッチ・サンセット』が、5月23日(金)より劇場公開中だ。この度、特殊メイクの裏側に迫ったメイキング映像が解禁となった。

本作は、<自然界の不条理>と<生への渇望>、そして<家族愛>を通じて、現代社会で生きる私たちに“生きること”を問いかけるかつてない奇妙な衝撃作。北米の霧深い森に生きる4頭のサスカッチの暮らしを、壮大な自然とともに圧倒的な映像人幻想的な音楽で描き出す。

特殊メイクのこだわりが詰まったメイキング映像が公開された。撮影中は、毎日2時間ものメイク時間が必要だったという本作。特殊メイク監修のS・ニューバーンや監督のゼルナー兄弟がこの挑戦について振り返る。

デヴィッド・ゼルナーは「人間でもサルでもない、その中間を探った」と言い、ビッグフットを参考にしながら独自のモデルを創り上げるまでの緻密な作業の様子が映し出される。目と目の間の距離や鼻と口、顎の距離など微調整を重ね、サスカッチそれぞれの個性に合わせてデザインを進めていった。さらに髪の部分は人毛。丁寧に植毛をしていったというパーツごとへのこだわりも。

計算され尽くされた特殊メイクは、撮影現場の自然と見事に調和し、これにはネイサン・ゼルナーも「衝撃を受けた」と口にする。ネイサンは監督でありながら、怒りっぽいアルファオス・サスカッチ役としても出演。特殊メイクを終えたネイサンがメイク前のジェシー・アイゼンバーグの毛繕いをして見せる姿や、ライリー・キーオが特殊メイクの隙間から満面の笑みを浮かべた素顔を覗かせる和気藹々とした準備風景も収録されている。

サスカッチ・サンセット

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『サスカッチ・サンセット』は5月23日(金)より全国公開中

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