MOVIE2025.02.28

自分で髪型をいじる! 出演数100本超の“役者バカ” ニコラス・ケイジが、自身が演じた“狂った謎の男”を解説

ニコラス・ケイジ主演のアクション・スリラー『シンパシー・フォー・ザ・デビル』が、2月28日(金)より公開。この度、正体不明のカージャック男を演じたニコラス・ケイジのインタビュー映像が解禁となった。本作での役どころから、 “初挑戦”となった二人芝居について語った。

名門、コッポラ一族の血を引くサラブレッドとして米アカデミー賞主演男優賞を受賞した実力派でありながら、ひとクセもふたクセもあるキャラクターを好み、近年もA24とアリ・アスターがタッグを組んだ『ドリーム・シナリオ』、全米スマッシュ・ヒットを飛ばしたサイコ・ホラー『ロングレッグス』(3/14公開)と、今、新たな絶頂期まっただ中にあるニコラス・ケイジがプロデューサーを兼任し、持ち前の“怪優”ぶりを全編フルスロットルで披露する最新作。不条理なまでに予測不能のストーリー展開に引き込まれ、随所に炸裂するハードなバイオレンスに息をのまずにいられない地獄のアクション・スリラーだ。共演は、リブート版『ロボコップ』や『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』で脚光を浴び、ジョン・ウー監督作品『サイレントナイト』(4/11公開)も控えるジョエル・キナマン。

「僕が演じるのは得体の知れず説明しにくい、謎に包まれた男だ。ジョエルが演じる運転手は2つの顔を持っていて、彼の凶悪な裏の顔を暴こうとする。また今作の特徴はもう1つある。ジョエルとの二人芝居だからほぼ全編2人きりの会話なんだけど、そこに魅力を感じた。目新しいと思ったし僕も初めての経験だった。評判次第だけど、今回みたいな危なっかしい役は今後の演技にも生かせると思う。もしかしたら髪型で僕の役柄が分かる人もいるかもね。どうかな?乞うご期待」

出演本数は軽く100本超え、ハリウッドスターの頂点に上り詰め、オスカー俳優になり、数々の巨匠からもラヴコールを受け、無数のジャンル映画に出演し続けるニコラス・ケイジ。近年もA24製作&配給の『ドリーム・シナリオ』(23)で久々にゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされ、3月14日から日本公開されるオズ・パーキンス監督『ロングレッグス』ではタイトルキャラクターを大怪演しアメリカで大ヒットを記録。61歳にして新たなキャリア絶頂真っただ中にある彼が、本編の1/3以上を車での移動シーンが占める二人芝居の会話劇に挑んだ本作。代名詞ともなっているハイテンションな顔圧に裏打ちされた、確かな演技力は、これまでと一味違ったニックの魅力に気づかせてくれるのはないだろうか。

ニコラスが語る新境地の二人芝居。その一端が垣間見える緊迫のダイナーシーンが解禁となった。どうやらニコラス扮する扮する謎の男がキナマン演じる運転手の正体を探っているらしいが、「人違いです」「ウソはダメだよチッチッ・・・」「早く言えコラ!」「そもそも誰と思ってるか言ってねえのに」「人違いってなんだ!」弄んでいるのか怒っているのか予測不能の謎の男の振る舞いに、二人の会話は一気にヒートアップしついに…この後いったいどうなってしまうのか?彼らの運命は?

『シンパシー・フォー・ザ・デビル』は全国公開中

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