SPORTS2026.05.02

レブロン・ジェームズ、「自分たちはまったく違う」 ジョーダンとの”GOAT論争”に言及

レブロン・ジェームズ、ルカ・ドンチッチ、八村塁(レイカーズ)

写真:AP/アフロ

レブロン・ジェームズが、自身とマイケル・ジョーダンをめぐる“GOAT論争”について改めて言及した。新たなインタビューの中で、「自分たちのプレースタイルはまったく違う」と語り、両者の比較に一線を引いた。

ESPNとのインタビューでジェームズは、これまで繰り返されてきたキャリア評価、とりわけNBAファイナルでの戦績4勝6敗について触れた。この数字は、ジョーダンの6戦全勝と比較され、批判の材料として用いられてきたものだ。

若い頃はその声に耳を傾けていたという。「当時は、ファイナルで負けたことを責められていたし、それを受け止めていた。でも正直、プレーオフに出ないか1回戦で敗退するより、ファイナルで負ける方が悪いと言われるのはおかしいと思っていた」と振り返る。

しかし、時間とともに考え方は変化。ファイナルでの勝率に満足していない気持ちはあると認めつつも、それをネガティブに変換されることには動じなくなったという。「個人的にもっと勝っていたかったという悔しさはある。でも、それをマイナスにされても、若い頃のように気にはならない」。

さらに、自身のキャリアを一つの数字だけで語られることにも疑問を呈した。「誰もが自分のキャリアについて何か言いたがる。でも、自分がこの旅路でやるべきことはやってきたと分かっている」と語り、総合的な実績に自信をのぞかせた。

そして、長年続くジョーダンとの比較についても明確に否定する。「自分は一度もMJと自分を比べたことはない。プレースタイルがまったく違うからだ。自分はキャリアを通してポイントフォワードとしてプレーしてきたし、MJは得点を狙うタイプだった」。

その一方で、ジョーダンへのリスペクトも強調する。「MJの方が優れていた部分はたくさんあるし、自分の方が優れている部分もあると思う。どちらも偉大なバスケットボール選手だ」。また、ジョーダンは競争相手ではなくインスピレーションの源だったとも語る。「自分がMJになれるとは思っていなかった。ただ、MJのような道を歩むチャンスを夢見ていた。MJのすべてが必要だった」。

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終わらないGOAT論争については「とても疲れるもの」とし、「理髪店での雑談のようなもの」と表現。「どちらも好きだと言えばいいだけで、一方を貶める必要はない」と締めくくった。

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