MOVIE丨2025.05.12
「支配欲が強まる、天才的な仕組み」ヒュー・グラントらキャスト&監督が“リードの狂気じみた家”を語る『異端者の家』特別映像
A24と『クワイエット・プレイス』脚本コンビが手掛けるヒュー・グラント主演の映画『異端者の家』が、現在劇場公開中だ。この度、ヒュー・グラントら出演キャストや監督たちが「リードの狂気じみた家」について語るインタビュー映像が解禁となった。
シスター・パクストンとシスター・バーンズは、布教のため森に囲まれた一軒家を訪れる。ドアベルを鳴らすと、出てきたのはリードという気さくな男性。妻が在宅中と聞いて安心した2人は家の中で話をすることに。早速説明を始めたところ、天才的な頭脳を持つリードは「どの宗教も真実とは思えない」と持論を展開する。不穏な空気を感じた2人は密かに帰ろうとするが、玄関の鍵は閉ざされており、助けを呼ぼうにも携帯の電波は繋がらない。教会から呼び戻されたと嘘をつく2人に、帰るには家の奥にある2つの扉のどちらかから出るしかないとリードは言う。信仰心を試す扉の先で、彼女たちに待ち受ける悪夢のような「真相」とは—。
映像は、ヒュー・グラントら出演キャストや、スコット・ベック&ブライアン・ウッズ監督が「リードが住む狂気じみた家」について語ったもの。「気味悪さを出さず、普通に見えるようにした」「最初に通される居間は祖父母の家のようなかわいい雰囲気なの」—ヒュー・グラントら出演キャストが口を揃えるように、一目みただけでは“普通の家”に見えるリードの家。だが、シスターバーンズが“異様に小さい窓”に気づいたことを発端に、不気味な違和感は積み重なり、“ただの家”だと思っていた認識が徐々に“ヤバい状況”へと書き換えられていく。
「彼の狂気じみた罠にハマるしかない」「支配欲が強まる、天才的な仕組みだよ」とヒュー・グラントが明かす、リードの歪んだ執念が生んだ“異端者の家”—その全貌を確かめてほしい。
ヒュー・グラントの新境地となる猟奇的な演技は「死ぬほど恐ろしい」「キャリア史上、最も印象に残る演技の一つになる」と絶賛され、「第82回ゴールデングローブ賞」や「第78回英国アカデミー賞」など名だたる賞にノミネート。2人のシスター役には、フレッシュな魅力を持つソフィー・サッチャーとクロエ・イーストが大抜擢。ヒュー演じるミスター・リードが支配する、迷宮のような家から脱出を試みる難しい役どころを演じ切った。閉ざされた家で男が迫る究極の選択は、観る者を出口の見えない迷路へと引き摺り込む。

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『異端者の家』は全国公開中