MOVIE2025.05.31

チョン・ジソ&チャ・ハギョン、ふたりの関係性と成長が詰まった名シーンが解禁『タイヨウのウタ』

2006年に公開されたシンガーソングライターYUIと塚本高史が主演を務めた映画『タイヨウのうた』。世界各国でリメイクされてきた感動のラブストーリーが、韓国版『タイヨウのウタ』として、5月16日(金)より劇場公開中。この度、チョン・ジソとチャ・ハギョンが海岸でギターを手に歌う、心を揺さぶる名シーンが解禁となった。

太陽の光に当たると、高確率で死に至らしめる難病“XP(色素性乾皮症)”を抱えた主人公・ミソルを演じるのは、2019年に公開された映画『パラサイト 半地下の家族』でダヘ役を演じて大ブレイクしたチョン・ジソ。彼女を支える少年・ミンジュンを演じるのは、ドラマや舞台などの話題作に多く出演し、男性アイドルグループVIXXのメンバー・リーダーであるチャ・ハギョン。その他にも、チン・ギョン、チョン・ウンインといった実力派の俳優陣らが出演する。

映像では、ミンジュン(チャ・ハギョン)がミソル(チョン・ジソ)に花柄のギターをプレゼントし、彼のお気に入りの歌を歌う場面から始まる。舞台は、夜の静けさと波の音に包まれた海岸。ミソルがそのギターで初めて歌を奏でるこのシーンは、ふたりの距離が静かに縮まり、心が通い合っていく様子を繊細に描いている。表情や仕草、視線のひとつひとつが丁寧に描かれ、観る者の心を優しく包み込む。ふたりの関係性と成長が詰まったこのワンシーンは、物語全体のテーマを象徴する重要な場面のひとつとなっている。

ミソル役を演じるチョン・ジソは、歌のレコーディングでのエピソードについて、「原作を知るファンをがっかりさせたくない」という強いプレッシャーから、思うように歌えず、葛藤していたことを明かしている。しかし、音楽監督のイ・チャンヒョクが真摯に寄り添い、多くのアドバイスをくれたことで、徐々に気持ちがほぐれていったと振り返っている。

『タイヨウのウタ』は劇場公開中

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