CULTURE2025.06.26

高級筆記具ブランド「モンブラン」×ウェス・アンダーソンによる最新ショートフィルム『Let’s Write』

高級筆記具のブランド「Montblanc(モンブラン)」が、数々の受賞歴を持つ映画監督ウェス・アンダーソンとコラボレーションした最新ショートフィルム「Let’s Write」を、ミラノファッションウィークのイベントで初公開した。ユーモアと予想外の展開に満ちた、ウェス・アンダーソン監督ならではの創造性あふれる視点でモンブランの世界を描き出した作品となっている。

イベントには、ショートフィルムに出演したルパート・フレンド、ワリス・アルワリア、エスター・マクレガーに加え、共同監督のロマン・コッポラも登場し、会場を盛り上げた。また、モンブランのグローバルブランドアンバサダーであるジョーイ・キング、ダニエル・ブリュール、リージョナルブランドアンバサダーのソ・ガンジュン、ケレム・ビュルシン、アルフォンソ・エレーラ、そしてブランドのフレンズであるスパシット・ジョンチーウィーワット(ミュー)、クーパー・コッチ、マノロ・カロなど、世界各国の著名なゲストが来場。日本からはモデル/DJの大平修蔵が参加した。

イベントは、歴史的な鉄道車両基地スクアドラ・リアルツォ・ミラノ中央駅へと向かうモンブラン列車への乗車から始まった。会場は「モンブラン駅」として、ウェス・アンダーソンによるショートフィルムの幻想的な世界観を再現。ガラディナーは、ヴィンテージ列車が並ぶ優雅な空間で、モンブラン ブランドリレーションズ&コミュニケーションズディレクター、ステファニー・ラドルの挨拶とともに幕を開けた。

ディナーの中盤には、モンブラン初のファッションショーが開催され、アーティスティック ディレクター、マルコ・トマセッタによるモンブラン レザージャケットを含む16のルックをモデルたちが披露し、会場を魅了した。

トマセッタによるモンブランのレザージャケットは、ブランドの創造の源である「デスク」への探求から生まれた。2021年の加入以来、トマセッタはアーカイブからインスピレーションを受け、クリエイティブな設定を現代的に解釈。「ライティング トラベラー バッグ」を経て、ウェアラブルな「デスク」であるレザージャケットへと進化させた。2026年春/夏コレクションのレザーグッズとスタイリングされたこのジャケットは、「書くこと」を日々のスタイルに取り入れるというトマセッタのビジョンを体現している。トマセッタは「モンブランのヘリテイジを表現した最も親密なアイテム」と語り、ブランドの歴史と革新性を融合させた一着であることを強調した。

ウェス・アンダーソンによるショートフィルム「Let’s Write」は、世界中のプラットフォームで公開中だ。