MOVIE丨2025.09.07
ディズニーがAI時代に挑む新映像革命!観るだけじゃない“侵食系”デジタル映画体験『トロン:アレス』最新予告

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世界で初めて長編映画としてCGを本格導入し、その革新的な技術とビジュアルで世界を席巻。まさに映像エンターテイメントの歴史を変え、革命的な伝説の映画『トロン』。最新作となる『トロン:アレス』が、10月10日(金)より日米同時公開される。この度、現実世界がデジタルに“侵食”される最新予告と、巨大な監視用飛行マシン・レコグナイザーが迫り来る最新US版ポスターが解禁となった。
映画『トロン』は、ジェームズ・キャメロン、ジョージ・ルーカス、ピーター・ジャクソン、ティム・バートン、ウォシャウスキー兄弟など名だたる映画監督に影響を与え、本作をきっかけにCGアニメーションの可能性を模索し始めたピクサー創始者ジョン・ラセターは、「『トロン』がなければ『トイ・ストーリー』は生まれなかった」と発言するなど、後に誕生する様々な作品に影響を与えてきた。
1982年に公開された『トロン』は、デジタル世界に送り込まれた天才コンピューター・プログラマーのケヴィン・フリンが、生死をかけたゲームに挑んでいく様子を描く。現実世界からコンピューター・システムの“デジタル世界”へ侵入するという画期的な設定と、世界で初めて長編映画としてCGを本格導入したまさに“映像革命”ともいえる新たな映像体験は、社会現象を巻き起こした。その28年後の2010年には続編の『トロン:レガシー』が公開。青白く輝くネオンを基調とした、かつて誰も見たことがなかった、当時最先端の究極の映像体験は多くのファンを魅了。ダフト・パンクが手掛けた楽曲も大きな話題となり、映画の枠を超えたセンセーションを巻き起こした。その後、「トロン」シリーズはゲームにも展開され、フロリダのマジックキングダム・パークでは、本シリーズに登場するバイク“ライトサイクル”のアトラクションも登場するなど、今もなお多くの人々やクリエイターに影響を与える世界的な人気コンテンツのひとつとなっている。
これまでは“現実世界”の人間がデジタル世界へと足を踏み入れてきた「トロン」シリーズ。しかし、最新作で描かれるのは、まさにその逆—デジタル世界の“超高度AIプログラム”が、ついに現実世界へと襲来する——。現実世界でAIプログラムの実体化が成功し、開発された人型AIアレス。“彼”は圧倒的な力とスピード、優れた知能を持ち、倒れても何度でも再生可能という、まさに最強のAI兵士だった。制御不能となったAIたちは暴走を始め、デジタル世界が現実世界を侵食していく。そして、現実世界で“人間”を知ったアレスにもある異変が起きる。果たしてアレスは人類の救世主となるのか、それとも…。
最新予告では、稲妻のような速さ・驚異的な強さを兼ね備えた“この世で最も危険な武器”とされる人類史上最強AI兵士・アレス(ジャレッド・レト)が天才プログラマーのイヴ(グレタ・リー)と現実世界で共に行動をする場面も映し出される。ある目的のために一緒にエンコム社に向かうようだが、「殺せと命じられたのに」とアレスの意味深なセリフも。相反する立場の二人がなぜ一緒にいるのだろうか。果たしてアレスが探しているものとは—?
また、『ソウルフル・ワールド』でアカデミー賞作曲賞受賞のトレント・レズナー&アッティカス・ロスのコンビがNIN(ナイン・インチ・ネイルズ)として手掛けるテクノロックな劇中音楽が、デジタル世界を描く最新映像のスピード感を加速させ、赤いレーザーでデジタル世界が現実世界を“侵食”していく様子は圧巻の一言。AI兵士たちの戦闘シーンや、羽が生えたような空飛ぶマシンの出現、炎に包まれる爆破シーンなど、息を吞むようなアクションシーンが畳みかけるように続く先に、どのようなドラマが待ち受けているのか、期待が高まる。
『トロン:アレス』は10月10日(金)より全国ロードショー