MOVIE2025.02.07

2人の若いシスターに待ち受ける悪夢のような「真相」 “死ぬほど恐ろしい”脱出サイコ・スリラー『異端者の家』

A24と『クワイエット・プレイス』脚本コンビが手掛けるヒュー・グラント主演の映画『異端者の家(原題:HERETIC)』が、4月25日(金)より公開される。この度、本ポスタービジュアルと本予告が解禁となった。

『ミッドサマー』や『LAMB/ラム』など規格外の狂気を提示し続けてきた「A24」が新たに仕掛けるのは、信念を試す、脱出サイコ・スリラー。『クワイエット・プレイス』の脚本で注目を浴びたスコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督・脚本を手掛け、人間に対するプリミティブな恐怖を突きつける。

宣教に訪れたシスターを並外れた頭脳で翻弄する謎の男ミスター・リードを演じるのは、『ラブ・アクチュアリー』『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなど多数のヒット作で世界を虜にしてきた元祖“ロマンティック・コメディの帝王”ことヒュー・グラント。新境地となる猟奇的な演技は「死ぬほど恐ろしい」「キャリア史上、最も印象に残る演技の一つになる」と絶賛され、「第82回ゴールデングローブ賞」や「第78回英国アカデミー賞」など、名だたる賞にノミネート。

2人のシスター役には、フレッシュな魅力を持つソフィー・サッチャーとクロエ・イーストが大抜擢。ヒュー・グラント演じるミスター・リードが支配する、迷宮のような家から脱出を試みる難しい役どころを演じ切った。閉ざされた家で男が迫る究極の選択は、観る者を出口の見えない迷路へと引き摺り込む。

予告編は、勧誘訪問のために、森の中にある一軒家を訪ねた2人の若いシスター、パクストンとバーンズの姿を捉えるシーンから始まる。雨に打たれながらドアベルを押すと、顔を出したのはインテリ風のビジュアルと、優しい笑顔が印象的な男性リード(ヒュー・グラント)。「パイは好き?妻が焼いてるんだ」だが、リードの言葉に気を許し、家の中に足を踏み入れた彼女らが目撃したのは、パイを焼く妻の姿では無く“ブルーベリーパイの香り”のアロマキャンドルだった。

「さあ、実験を始めよう」そのあとに続くのは、“リードVSシスター”最悪の脱出ゲーム。開かない扉、突如通じなくなった携帯電話、行き着く場所が見えない暗闇の階段…。ありとあらゆる恐怖の仕掛けが張り巡らされた家で、パクストンとバーンズは微かな望みだけを胸に立ち向かっていく。「次第に鼓動が早まるだろう」「死にたくなるくらいに」逃げ惑う彼女らの姿を悦楽の表情を滲ませながら、楽しむリード。やがて最後は、彼の天才的な頭脳によって生み出された、<恐怖の家>の全体像が少しずつ明らかになり…。観る人全てを、狂気の世界へと誘い込むような映像となっている。

異端者の家

© 2024 BLUEBERRY PIE LLC. All Rights Reserved.

『異端者の家』は4月25日(金)より全国ロードショー

WHAT TO READ NEXT