SPORTS2025.08.14

「もうMVP確定やん」大谷翔平、アンチを黙らせる大爆発! 4戦連発43号でOPSランキングが“異常事態”「どんなバケモノだよw」

写真:AP/アフロ

8月12日(日本時間8月13日)に行われたロサンゼルス・エンゼルス対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、今季第43号となる豪快な勝ち越し弾を放ったドジャース・大谷翔平。そんな大谷の“数字”について、野球ファンからは、改めて驚きの声が巻き起こっている。

両チームともに序盤から小刻みに点を奪い合い、シーソーゲームとなったこの試合で大谷は、5-5の同点の6回表・無死一、二塁と勝ち越しの好機で迎えた第4打席で、上手くセンター方向へと弾き返すも、これが運悪く“大谷シフト”で守っていたショートのザック・ネトの正面を突くライナーとなり、しかも、2人の走者の帰塁が間に合わず、悪夢のトリプルプレーで一瞬にして好機が消し飛ぶという憂き目に。しかし、9回表、この回先頭で打席に立った大谷は、代わったばかりのベテラン守護神ケンリー・ジャンセンに対し、気迫を感じさせる表情で打席に立つと、カウント1-0からの2球目、外寄りのコースへと投じられた148km/hのカットボールを振り抜き、打球は快音を響かせながら、ライト方向へと凄まじい速さで高度&飛距離を伸ばす鋭いライナー性の大飛球に。これが中継カメラも追いきれないほどの速さで瞬く間にスタンドへと着弾。大谷は打球速度114.8マイル(約184.8km/h)、推定飛距離404フィート(約123.1m)のこの一発で、チームに貴重な勝ち越し点をもたらすこととなった。

この日は連日の豪快弾への警戒からか、この日は最初の2打席歩かされたために、3打数1安打1本塁打1打点となった大谷。しかし、ナ・リーグの打撃部門の成績に目をやれば、大谷が本塁打43、OPS1.020、長打率.629、塁打数290、得点114の5項目で単独トップに。この“暫定5冠”だけでも特筆に値するところだが、加えてOPSについては、本塁打でも2番手につけているカイル・シュワバー(フィラデルフィア・フィリーズ)の.951に大きく水を空けての独走状態。アンチから“フルボッコ”状態となっていた不振はどこへやら、昨季と同様、気づけば各項目でトップという状態になりつつあるというわけである。
そのため、こうした大谷の“無双ぶり”に、SNS上の野球ファンからは「もうMVP確定やん」「不振だのチャンスに弱いだの言われてOPSが1.020とかどんなバケモノだよw」「これだけの打者を抱えていて勝てないドジャースとかw」「無双しすぎて意味わからん」「ナ・リーグの打撃部門全般カオスすぎるやろw」「どうでもええけど、メッツのソトがひっそりと四球部門で独走なの好き」「優勝は厳しそうだけど大谷さんMVPだけ希望」といった様々な反響が巻き起こることに。

大谷といえば、8月10日(日本時間8月11日)に行われたトロント・ブルージェイズ戦での三盗失敗と好機での凡退について、試合後、デーブ・ロバーツ監督から名指しで批判されるなど、チームの中核であるがゆえに、かえって“戦犯”扱いされやすい傾向があるものの、データから浮かび上がってくるのは、フォア・ザ・チームの精神に基づくひたむきなプレーと、それが生む多大なる勝利への貢献度だろう。

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