SPORTS丨2025.09.11
「守備がヤバすぎる」 イタリア代表がカテナチオを捨てた? ガットゥーゾ監督の“クレイジー”な攻撃的サッカーに衝撃「見てる側は面白い」

写真:ロイター/アフロ
イタリア代表が代名詞である“カテナチオ”を捨てた。新指揮官に就任したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の下、激しい打ち合いを演じるとファンたちが反応してる。
イタリア代表は現地時間9月8日、ワールドカップの欧州予選でイスラエル代表と対戦。16分にオウンゴールで失点したイタリア代表だったが、モイーズ・キーンのゴールで同点で試合を折り返した。
すると後半は激しい撃ち合いに。3ー2とリードして迎えた81分、ジャコモ・ラスパドーリのゴールでイタリア代表がリードを2点に広げて勝負アリかと思われたが、87分、89分に連続失点。それでも90+1分にサンドロ・トナーリのゴールが決勝点となり、両チーム合わせて9得点が飛び出した大荒れの試合をイタリア代表が制している。
ガットゥーゾ監督は試合後「クレイジーな試合だった」とコメント。するとファンたちからは「もうイタリアはカテナチオを忘れたんやなw」「見てる側は面白い」「失点しても何度も取り返すイタリアを見るのはかなり久々な気がする」「攻撃は申し分ない破壊力。イタリアなのに守備に難あり」「全然カテナチオらしくなくなってるよな」と言ったコメントが並ぶ。
さらにアルゼンチンとの二重国籍で、イタリア代表入りを選んだマテオ・レテギについても「レテギがイタリア入りを選んでくれて良かった」「キーンとの2トップはいい組み合わせ」「点も取れてアシストもできるのすごいわ」と称賛されている。
またガットゥーゾ監督については「ガットゥーゾで完全復活だわ」「今までのアッズーリとは違う」「ガットゥーゾになってメンタル面変わったんやろうな」「守備がヤバすぎる」「ガットゥーゾイタリアは見ていて面白い」「逆転できるイタリアはいつ以来だろう」とコメント。攻撃的なアッズーリへの変貌を称えている。
この勝利でイタリア代表は予選4試合を終えて、3勝1敗で2位に。5試合を消化している首位のノルウェー代表とは6ポイント差となっている。ガットゥーゾ監督の下、2014年のブラジル大会以来となる3大会ぶりのW杯出場なるかに注目が集まる。