SPORTS2025.10.02

観客も命がけ! 大谷翔平、190キロ“超爆速”先頭打者アーチ… とんでもない事実も発覚「ロケットやん」「恐ろしすぎる」

大谷翔平

写真:UPI/アフロ

9月30日(日本時間10月1日)に行われたワイルドカードシリーズ、ロサンゼルス・ドジャース対シンシナティ・レッズの一戦で、ドジャース・大谷翔平が放った超爆速先頭打者弾と打球スピードが、野球ファンの間で話題となっている。

1回表レッズが無得点に終わり、迎えたその裏ドジャースの攻撃。この回先頭で打席に入った1番大谷の第1打席。この打席で大谷は、レッズ先発のハンター・グリーンに対し、初球、インコース高め直球(162km/h)、2球目、インコース低めスライダー(146km/h)と、ボール球2つを見送ってカウント2-0とすると、3球目、内角低めいっぱいのところへと決まる159km/hの直球も手を出さず、カウント2-1に。そしてバッティングカウントからの4球目、ハンターが投じたのは161km/h、内角を突く剛速球。これを大谷はフルスイングで振り抜くと、打球はライト方向へと瞬く間に舞い上がる長打性のライナーに。
しかし打球速度117.7マイル(約189.4km/h)、打ち出し角度21度と、低角度で飛び出した“爆速打球”であったことから、現地中継のカメラがおいつかず、既に追いついた時には着弾。これがドジャースのポストシーズン第1号。文字通り、目の覚める一撃でドジャースは幸先よく先制点を奪うこととなった。
大谷といえばシーズン中もしばしばこうした“弾丸アーチ”を放ってはいるものの、中継カメラさえ追いつけないままに着弾したこの一打に、SNS上の野球ファンからは「ロケットやん」「恐ろしすぎる」「カメラが切り替わった時に終わってたw」「速すぎィ!!」「恐ろしすぎるw」「弾丸w」「観客命がけだろ」「直撃したら○ぬ」といった様々な反響が巻き起こることに。

MLBの公式データ解析システム『StatCast』上で記録されたデータによると、同システムが採用された2015年以降、ポストシーズンで放たれた打球のなかで、今回の一撃は歴代4位に入る爆速打球。しかもそれよりわずかに速く、歴代3位にランクインしているのが、大谷自身が昨季マークした117.8マイル(189.6km/h)。2年連続でここまで速い打球をポストシーズンで放つケースは今後も“レア”であることは間違いないが、そもそも打球速度そのものが平均して速い大谷だけに、ポストシーズンでの出場が続けば、今後も続々とその名がランキングを埋め尽くしそうな気配だ。

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