MOVIE2026.01.23

椎名林檎の「人生は夢だらけ」、映画『木挽町のあだ討ち』の主題歌に決定 スペシャルムービーも解禁

椎名林檎

映画『木挽町のあだ討ち』(2026年2月27日全国公開予定)の主題歌に、椎名林檎の楽曲「人生は夢だらけ」が起用されることが明らかになった。あわせて、同曲を使用した主題歌スペシャルムービーも解禁されている。

原作は、第169回直木賞と第36回山本周五郎賞をダブル受賞した永井紗耶子の同名時代小説。芝居小屋を舞台に、仇討ちの裏に潜む真実を描いた物語は、『このミステリーがすごい!2024年版』や『ミステリが読みたい!2024年版』にも選出され、2025年には歌舞伎化されるなど大きな注目を集めてきた。

主演は、柄本佑。仇討ち事件の真相を追う田舎侍・加瀬総一郎を演じる。芝居小屋「森田座」で暗躍する立作者・篠田金治役には渡辺謙が名を連ね、重厚な存在感を放つ。そのほか、長尾謙杜、北村一輝、瀬戸康史、滝藤賢一、山口馬木也、愛希れいか、イモトアヤコ、野村周平ら実力派が集結。監督・脚本は時代劇の名手・源孝志が務め、日本映画界屈指のキャストとスタッフが“あだ討ち”をめぐる江戸ミステリーを描き出す。

主題歌に選ばれた「人生は夢だらけ」は、椎名林檎が作詞作曲し、提供楽曲として発表後、セルフカバーとしてアルバム『逆輸入 ~航空局~』(2017年)に収録された人気曲。ミュージカル調の華やかさとジャズの洗練を併せ持つサウンドは、幕が上がる瞬間の高揚感と芝居のクライマックスを想起させ、人生の陰影や自由と束縛、迷いまでも包み込む力強さを放っている。

源監督は本作のエンディングに同曲を据えた理由について、「歌詞の言葉の選び方、置き方がたまらなく好きだ。散文的でありながら物語を内包するうねりがあり、文学的なのに血や体液のような生な残り香が漂う」と語り、「この曲は“陽”の椎名林檎の魅力を最も感じさせる一曲。陽を浴びる大通りを、高らかに堂々と歌いながら歩いていくような曲だ」とコメントしている。

あわせて公開された主題歌スペシャルムービーは、菊之助と作兵衛による衝撃的な仇討ちの場面から始まり、1年半後に総一郎が森田座を訪れる場面へと展開。断片的に映し出される人物たちの証言とともに、事件の裏に隠された“もう一つの物語”が少しずつ浮かび上がっていく。「それは人生 私の人生 誰の物でもない」「奪われるものか 私は自由」といった歌詞が重なり、物語が辿り着く余韻を強く印象づける映像に仕上がっている。

木挽町のあだ討ち

©2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 ©2023 永井紗耶子/新潮社

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