STYLE2026.03.20

メゾン マルジェラ、2026年春夏コレクションを象徴するショートフィルム「Joy」を公開

「Maison Margiela(メゾン マルジェラ)」が、2026年春夏コレクションの発表を記念し、オリジナルショートフィルム「Joy」を公開した。

本フィルムには、作曲家兼ピアニストのマックス・リヒターと、オーケストラ「オルケストル・ア・レコール」に所属する43名の若手音楽家が出演。タイトル“Joy”は、本キャンペーンのためにリヒターが書き下ろしたオリジナル楽曲名に由来する。作中では、リヒターが若い音楽家たちに囲まれながらチェンバロを演奏する姿が印象的に描かれる。

“Joy”は、2026年春夏「Co-Ed」コレクションにおけるテーマのひとつ<混沌としたオペラの夜>から着想を得た作品であり、ランウェイショーには本フィルムに登場する音楽家たちの一部も出演している。

舞台となるのは、パリの「Théâtre de la Villette」。物語は、誰もいないコンサートホールのような空間にオーケストラが集うシーンから始まるが、次第にその場は遊び心あふれる空間へと変化。クライミング遊具やブランコ、滑り台などが登場し、音楽家たちの自由で喜びに満ちた姿が映し出される。なお、本プロジェクトにあたり、彼らは約3ヶ月にわたりリヒターとリハーサルを重ねてきたという。

リヒターは本作について、「“Joy”は共同創造の可能性を称える作品。音楽を共に演奏することで、私たちは互いを理解し合い、共通のビジョンを表現できる」とコメントしている。

映像内でリヒターが着用するのは、2026年春夏「Co-Ed」コレクションのルック。テーラードを基調としたシルエットが際立つ。一方、若い音楽家たちの衣装には、メゾンの象徴的技法である“Bianchetto(ビアンケット)”を施したオーバーサイズのスーツが採用されている。

また、本キャンペーンでは、ブランドを象徴するアクセサリーとして「ヒールレス」シューズと新作「ボックスバッグ」も登場。「ヒールレス」は、アーカイブに着想を得たヒールを内部に隠す独自構造が特徴で、ウエスタンブーツ、ショートブーツ、パンプスの3型で展開される。一方、「ボックスバッグ」はソフトレザーを使用し、サーモフォーミング技術によって形成されたシャープなエッジが印象的な新作バッグだ。

メゾン マルジェラが提示する“Joy”は、音楽とファッションが交差することで生まれる、創造性と歓びの新たなかたちを示している。

Maison Margiela Spring Summer 2026

Maison Margiela Spring Summer 2026